京都府と府内自治体の職員 被災地七尾市へ派遣 今回が11陣目
能登半島地震の被害を受けた石川県七尾市を支援するため、京都府と府内の自治体の職員が、18日、京都府庁を出発しました。京都府からの職員の派遣はこれが11陣目となります。京都府庁を出発したのは、今回七尾市に派遣される29人のうち、避難所の運営や罹災証明書発行の支援にあたる京都府と宇治市、亀岡市などの職員18人です。派遣にあたって、京都府の南本尚司危機管理監は「発災から50日近く経ち避難所を集約する動きもあるが、避難者の気持ちに寄り添って活動してほしい」と激励しました。七尾市に派遣される南丹保健所の伊藤亮介技術次長は「石川ではお正月から大変な事態で1カ月経ってはいるが、少しずつ回復しつつもまだまだ大変な状況だと思う。避難されている方も心理的にもずいぶん大変な状況だと思うので、我々ができることを少しでもご協力してお手伝いできれば」と意気込みました。18人を乗せたバスは職員らが見送る中、出発しました。京都府は七尾市からの要望を把握しながら、引き続き支援をおこなうことにしています。