ウイルス対策ソフトをインストール中、ウソの“警告” 「ファイヤーウォールが無効」とアラーム音 パソコンを遠隔操作され電子マネーをだまし取られる
愛媛県松山市の60代男性が、パソコンの画面に表示された「ファイヤーウォールが無効」という嘘の警告を信じて電子マネー5万円分をだまし取られ、警察が詐欺事件として捜査しています。 警察によりますと、今月12日、松山市に住む会社員の60代男性が、自宅のパソコンにウイルス対策ソフトをインストールしようとした際、急にパソコンの画面に「ファイヤーウォールが無効です。下記までご連絡ください」と表示されるとともに、アラーム音が鳴り始めました。 男性が表示された連絡先に電話したところ、外国人とみられる男から「ファイヤーウォールを有効にするにはお金がかかる」などと言われ、パソコンを遠隔操作された上、電子マネーで支払い可能だと説明されたということです。これを信じた男性は、コンビニで5万円分の電子マネーを購入しコード番号を自分のパソコンに入力し、金をだまし取られたということです。 警察は、詐欺事件として捜査するとともに、パソコン操作中、突然「ウイルス感染」などと表示され、“サポート番号”に連絡を促された場合、すぐそこに連絡せず、まず警察に相談するよう呼びかけています。