FAソトの獲得に同郷の英雄が〝私財投入〟を決意「彼はレッドソックスに入る」と自信
FA去就が注目されているフアン・ソト外野手(26)に対し、獲得に乗り出しているレッドソックスOBで特別補佐を務めるペドロ・マティネス氏(53)が、私財を投入する覚悟でいる。 ソトをめぐっては複数の球団が交渉に乗り出しているが、メッツ、ヤンキースが豊富な資金力を武器に争奪戦をリードしていくと見られる。しかし、レッドソックスもこのまま引くわけにはいかない。同じドミニカ共和国出身でサイ・ヤング賞を3度受賞の伝説右腕が、獲得に向けて強い覚悟を見せた。米メディア「スポーティングニュース」によるとマルティネス氏は「私の予想ではレッドソックスはソトを獲得するだろう。彼は我々が必要とするタイプの打撃とパワーを持っている。ニューイングランドは大喜びするだろう。私はダグアウトの上で飛び上がり、真っ先に〝やった! イエーイ!〟と言うだろう」と自信をのぞかせている。 すでに13~14年で総額6億ドル(約960億円)以上と言われるなど、マネーゲームになりつつあるが、マルティネス氏は驚かない。「彼の仕事ぶりを見れば6億ドル以上はありそうだ。大金ということは分かっている。ダンキンドーナツのギフトよりはるかに多くかかるだろう」と冗談交じりに話し「レッドソックスの予算に入れるために私が貯めたちょっとしたお金を実際に手に入れなければならない」と球団の獲得資金に加え、私財まで投入するつもりだという。 少年時代にレッドソックスのファンだったソトが、同郷の英雄から誠意を見せられたら心が動くかもしれない。同メディアは「マルティネス氏は手助けをするつもりだ。ソトは多額の費用がかかるが、与える影響は間違いなくその価値があるだろう」としている。
東スポWEB