【イベントレポート】マユリカ、江口のりこから「人生に絶望してるみたいな、キラキラしてない感じが信用できる」と言われる
マユリカが本日8月30日、映画「愛に乱暴」の初日舞台挨拶に登場。主演の江口のりこがマユリカのファンで、サプライズゲストとして花束を渡すために駆けつけた。 【画像】江口のりこに握手してもらい喜ぶマユリカ阪本(中央)。(他22件) マユリカの2人が姿を見せると、江口は「わー、忙しいのにすみません! めっちゃうれしい!」とそれまで真顔で作品を語っていたのとは一変、パーッと笑顔に。阪本が江口にピンクの花束、中谷が監督の森ガキ侑大に青の花束を贈呈し、阪本は江口と握手も交わして恐縮とうれしさが入り混じった妙な表情を浮かべる。 毎週土曜のマユリカのポッドキャスト配信が日々の中の少ない楽しみの1つで、マユリカに感謝しているという江口は、「面白いのはもちろん、お二人ともちょっと人生に絶望してるみたいな感じで、そこから楽しい話をしているのがめっちゃ好き。前向きで、キラキラして、希望に満ちあふれているみたいな感じじゃないから、信用できるというか、めちゃめちゃ好き」とマユリカの好きな部分を説明。マユリカは「江口さん、江口さん。すごい勝手なことおっしゃってます。絶望してると言ったことない。絶望仲間じゃないですよ」と江口による評に不満げではありながら、本作については「めっちゃ面白かったです。(江口は)怪演ですね。2人で感想を言い合って、『1個やばいシーンあったよなあ』がピッタリあった。ほんまにすごかった」と熱を込めて語った。 江口は阪本が主演で参加している「劇場版 ほんとうにあった怖い話~変な間取り~」が公開されたことも頭に入っており、話を振られた阪本は「恐れ多いんですけど、ちょっと役柄が似てた」とコメント。「だからなんやねんって感じですよね。すみません!」と「愛に乱暴」を観に来た来場者に陳謝。江口はフォトセッション中も、カメラに笑顔を向けるよりもマユリカが出演する寄席を今年だけで4公演観に行ったことを伝えていた。 吉田修一による同名小説をもとにした本作は、夫の実家の離れで暮らす初瀬桃子の周囲で、不審火や愛猫の失踪など不穏な出来事が起こり始め、少しずつ日常が乱れていくヒューマンサスペンス。江口が義母から受ける微量のストレスや夫の無関心を振り払うため“丁寧な暮らし”に勤しむ桃子を演じ、夫の真守役を小泉孝太郎、真守の母・照子役を風吹ジュン、真守の不倫相手・三宅奈央役を馬場ふみかが務めている。