欧州にフーシ派のテロ組織指定働きかけ、イスラエルが在外公館に指示
[エルサレム 24日 ロイター] - イスラエルは欧州の在外公館に対し、イエメンの親イラン武装組織フーシ派のテロリスト組織指定を働きかけるよう指示した。 フーシ派はイスラエルに対しドローンやミサイルによる攻撃を繰り返している。21日はミサイル迎撃に失敗し、テルアビブ・ヤッファ地域で14人が負傷した。 サール外相は「フーシ派はイスラエルだけでなく、この地域と全世界に脅威をもたらしている。まず、最も基本的なことは、彼らをテロ組織として指定することだ」と声明で述べた。 現在、フーシ派をテロ組織に指定しているのは、イスラエル、米、サウジアラビア、マレーシア、アラブ首長国連邦、オーストラリア、カナダ、ニュージーランド。 サール氏は国連安全保障理事会の議長宛てに書簡を送り、フーシ派による攻撃と同派に対するイランの継続的な支援を非難するための緊急会合を招集するよう要請したことも明らかにした。