<最高の花道へ―’22センバツ・東洋大姫路>選手紹介/9 橋本好誠選手/竹内優心選手 /兵庫
◇自己乗り越え、磨く強肩 橋本好誠選手(2年) 強肩の中堅手。力強い送球で、進塁を狙う走者を刺す。打撃はフォームの改善に取り組んでおり、スイングする時に左脇を締めることを意識し、寮での30分の素振りが日課だ。寮の食事の量が多くてつらい時や、練習の成果が出ない時は「敵は己にあり」と自分に言い聞かせて、これまで乗り越えてきた。 試合前は母が作ってきてくれるオムライスを食べる。寮生活で普段は食べられない母の味から元気をもらう。 「2人でベンチに入ろう」と約束したチームメートの双子の弟、橋本遥希選手(2年)が2月に肘をけがし、練習に参加できなくなった。寮では同室で、けんかもするが仲の良い兄弟。「遥希のためにも甲子園で活躍したい」と誓う。 ……………………………………………………………………………………………………… (1)174センチ・67キロ(2)右・右(3)中堅手(4)養父市立養父(5)音楽を聴く ……………………………………………………………………………………………………… ◇練習は堅実、打席で強気 竹内優心選手(2年) 長打力と足の速さが自慢。チャンスの場面やカウントが追い込まれてからでもフルスイングする楽天の浅村栄斗選手を目標に掲げ、打撃練習に励む。スイングする時に体を開きすぎず、軸を安定させることで、打率の向上を目指している。守備では全体練習が終わった後も、その日のミスの原因をつかむまで、チームメートにノックをしてもらう。腰を落とし、低い姿勢での捕球を心がけている。 小学生の頃から、試合の日はいつも母が「強気やで」と見送ってくれた。打席に立つ時は、その言葉を胸に力をもらってきた。尊敬する野球を教えてくれた父やいつも応援してくれる祖父母らみんなに、甲子園で活躍する姿を見てもらいたい。 ……………………………………………………………………………………………………… (1)180センチ・72キロ(2)右・右(3)内野手(4)福崎町立福崎西(5)映画鑑賞 ……………………………………………………………………………………………………… 【メモの見方】(1)身長・体重(2)投・打(3)ポジション(4)出身中(5)趣味 〔神戸版〕