【レッズ10－3マーリンズ】＠ローンデポ・パーク

4本の長打を放ったレッズのエリー・デラクルーズ（MLB Advanced Media）

　日本時間8月6日、レッズは敵地ローンデポ・パークでのマーリンズ4連戦がスタート。その初戦はエリー・デラクルーズが2本塁打を含む4本の長打を放つなど、打線が15安打10得点と機能し、10対3で快勝を収めた。レッズ先発のニック・マルティネスは5回70球を投げて被安打4、奪三振5、与四球0、失点0の好投を見せ、34歳の誕生日当日に6勝目（5敗）をマーク。マーリンズ先発のロデリー・ムニョスは4回途中7安打6失点（自責点4）でノックアウトされ、6敗目（2勝）を喫した。 【動画】レッズのエリー・デラクルーズが2本のアーチを放つ 　初回にデラクルーズの19号2ランで先制したレッズは、3回表に2点、4回表にもノエルビ・マルテの3号2ランで2点を追加。5回表にはタイ・フランスに9号ソロが飛び出し、7対0とリードを広げた。6回裏にヘスス・サンチェスの13号ソロで1点、7回裏にジョナ・ブライドのタイムリーなどで2点を返されたが、8回表にデラクルーズがこの試合2本目のアーチとなる20号ソロ。9回表にはジェイク・フレイリーがダメ押しの2点タイムリー二塁打を放ち、10対3で勝利した。 　2本のアーチを放ったデラクルーズは二塁打2本と合わせて1試合4長打の大暴れ。5打数4安打3打点3得点の活躍で打線を牽引し、チームの勝利に大きく貢献した。レッズは今季112試合を終了し、デラクルーズは20本塁打＆57盗塁。このままのペースでいけば29本塁打＆82盗塁となる。昨季ロナルド・アクーニャJr.（ブレーブス）が「40－70」を達成したが、もしデラクルーズが「30－80」を達成すればメジャー史上初の快挙。22歳の怪物が今後どこまで数字を伸ばしていくか注目したい。