＜欧州選手権　トルコ・ポルトガル＞前半、相手の突破を止めるポルトガル代表DFぺぺ（左）（ロイター）

　◇欧州選手権1次リーグF組　ポルトガル3―0トルコ（2024年6月22日　ドルトムント） 　サッカーの24年欧州選手権（EURO）ドイツ大会1次リーグ第2戦、ポルトガルがトルコに3―0と完勝。開幕2連勝でF組首位での決勝トーナメント進出を決めた。7月1日の決勝トーナメント1回戦ではA、B、C組のいずれか3位と対戦することになった。 　ポルトガルのマルティネス監督は試合後「チェコ戦と同じレベルでプレーできたと思うが、今回は先制点を挙げることが出来た。トルコの立ち上がりは良かったが、我々はそれに対応し、得点した後は試合をコントロールした。これで（第3戦は）ロッカールームの他の選手たちにもプレーの機会を与えることができる」と喜んだ。 　後半にアシストを決めた39歳のC・ロナウド（アルナスル）については「今日は何か特別なものを見たと思う。素晴らしいストライカーがキーパーと1対1になり、アシストを狙う。実に素晴らしいことだ！この無私無欲さ、常にチームのために尽くす姿勢はポルトガル中のアカデミーでの手本となるべきだ」とコメント。 　41歳ながら2戦連続の先発出場で勝利に貢献したペペ（ポルト）についても「ペペのプレーを見ると、彼が41歳だなんて信じられない!彼はポルトガルサッカーの素晴らしい見本だ。彼は24時間プロだ。トレーニングもきちんとし、きちんと睡眠も取る。あと1年、さらにもう1年とプレーすることに集中している。そして、ゲームへの愛がある。これはお金では買えないものだ」と2人のベテランを称えた。