4位鹿島がポポヴィッチ監督との契約解除を発表…吉岡宗重フットボールダイレクターも双方合意のもと退任
鹿島アントラーズは6日、今シーズンのマネジメントとパフォーマンスを総合的に判断した結果、ランコ・ポポヴィッチ監督との契約を解除することになったと発表した。 【動画】「この美女は誰って人気出ちゃう」日本人女優が“日韓戦”に出場…韓国騒然「一流を連れてきた」 また指揮官の解任に伴い、ミラン・ミリッチコーチも契約解約。クラブは同日に吉岡宗重フットボールダイレクターが双方合意のもとで退任することになったと伝えた。 ポポヴィッチ監督は24年より鹿島の指揮官に就任。ここまでJ1リーグ32試合を戦い、15勝8分9敗の勝ち点53で4位につけていた。吉岡氏は11年から鹿島の強化担当を務め、22年より強化責任者に就任。これまでの取り組みと今後の方向性を協議した結果の退任だという。 なお、後任人事については、正式決定次第伝えるとしている。 以下、クラブ発表のコメント ●ランコ・ポポヴィッチ氏 「偉大なアントラーズファミリーの一員として日々を過ごせたことを、誇りに思います。クラブに対する私の姿勢や愛情、情熱そして献身は、私が自分自身の家族に対して接するのと全く同じです。スタートした仕事を最後までやりきれなかったことは非常に残念ですが、クラブの決断を尊重します。ただ、クラブの大きな財産である選手たちは我々が手にしたかったもの、一緒に手にすることができなかったものを獲得できるところまで成長してくれたと思います。いつも意見交換をしてくれた吉岡さん、素晴らしい選手たち、支えてくれたコーチングスタッフ、メディカルスタッフ、クラブスタッフ、そしていつでも我々にエネルギーと愛情を注いでくれ奮い立たせてくれたサポーターの皆さん、すべての方々に感謝の気持ちで一杯です。poštovanje(リスペクト)、アントラーズファミリー」 ●ミラン・ミリッチ氏 「鹿島アントラーズのような素晴らしいクラブの一員になれたことはとても光栄でした。チームは確実に進歩していると感じています。浮き沈みはありましたが、私たちは常にチームを信じており、安定したレベルに到達できると確信していました。なぜなら、それは成功を手に入れるうえでのプロセスの一部だからです。 今シーズンの経験と選手たちの大きな成長が、今後の選手たちを強くしてくれると信じています。クラブスタッフ全員と一緒に仕事をしたこの10か月間で築いてきた皆さんとの関係を、とても嬉しく思います。これからもクラブの成功を祈っています!」 ●吉岡宗重氏 「この度、フットボールダイレクターを退任することになりました。2011シーズンから強化担当として、『すべては勝利のために』というクラブ哲学のもと取り組んできましたが、私が強化責任者に就任して以降もタイトルから遠ざかっており、皆様の期待を裏切る結果となっていることをお詫び申し上げます。また、ファン・サポーター、パートナー、ホームタウン・フレンドリータウン、アントラーズに関わるすべての皆様のこれまでの支えに心より感謝いたします。良い時も悪い時もチームを鼓舞し続け、自分たちの力でチームを勝たせるんだというこのクラブのサポーターの姿勢は、間違いなく選手たちの原動力になっています。今シーズンも残り6試合となりましたが、すべての試合に勝つために、引き続き後押しをお願い申し上げます。私はクラブを離れますが、今後のアントラーズの成功を心より願っています。本当にありがとうございました」