マテウス・サヴィオは今のJ1で別格の存在か 柏レイソルの10番が残す圧巻のスタッツ
リーグ戦7ゴール5アシスト
柏レイソルに所属するマテウス・サヴィオ(27)は今のJリーグでは別格の存在だと言えるだろう。 [動画]両守護神が光った試合に 柏レイソル対ガンバ大阪のハイライト ここまでリーグ戦25試合に出場して、7ゴール5アシストを記録しているサヴィオは柏の攻撃の要だ。左ウイングを主戦場とするサヴィオは正確な右足のキックやテクニックを生かしたドリブルで相手を翻弄するテクニシャンだ。 テクニックは特にJ1屈指である柏の10番は今シーズンも圧巻のスタッツを残している。データサイト『SofaScore』による今シーズンのJリーグの平均採点はトップを記録しており、「7.64」と高評価を獲得している。ちなみに2位はG大阪の宇佐美貴史となっており、「7.59」となっている。 サヴィオが残すスタッツはこれだけではない。13回を記録するビッグチャンスクリエイト数、1試合ごとのキーパス数でも「3.4」をここまでは記録しており、J1トップの数字を叩き出している。さらにJリーグ公式『J STATS』では第25節の時点で135本ものスルーパスを記録しており、これもJ1トップ。今J1で最高のチャンスメイカーと言える。 第26節のG大阪戦でも相手の股を抜く圧巻のドリブルスキルや上がってくる右SBジエゴへの絶妙なスルーパスなど幾度となくチャンスを演出した。サヴィオがボールを持った時の期待感は高く、何かをしてくれると思わせてくれる存在だ。 さらに華麗なプレイだけではなく、泥臭く走り回り、時には体を張って守備を頑張るところも同選手の魅力の1つだ。数字に残らない部分でもサヴィオが柏にもたらしている影響は大きく、残りの試合も背番号10のプレイから目が離せない。
構成/ザ・ワールド編集部