センバツ2024 チーム紹介 阿南光 攻撃編 全員安打で8強目指す /徳島
昨秋の徳島県大会全4試合で2桁安打を記録した打線は、どの打順からでも得点できる。上位、下位の意識は薄く、イニングの先頭打者が出塁することを最重視。先発メンバーの半数以上が出塁率4割を超え、二塁まで狙う「1打2進」を実践している。 【写真で見る歓喜の瞬間】歴代のセンバツ覇者たち 昨秋の県大会と四国地区大会を合わせた公式戦8試合のチーム打率は3割5分8厘。3番の福田修盛(2年)はチームトップの打率4割7分4厘を誇るパワーヒッターで、小技のうまい2番の西村幸盛(同)と、9番の芝山拓人(同)も打率4割を超える。また、福田と4番の住江慶次郎(同)はともにチームトップの9打点をたたき出した。四国大会準決勝では全員安打の計16安打で、県大会決勝で敗れた鳴門に雪辱を果たした。 高橋徳(あつし)監督は「四国、徳島県の代表として、悔いの残らないよう全員野球で挑んでいきたい」と話す。主軸の住江は「長打を打てるように頑張りたい。チームとしてはベスト8を目指したい」と意気込む。【山本芳博】 ……………………………………………………………………………………………………… ◇阿南光の秋の大会の打撃成績 ・打率 .358 ・本塁打 5 ・三振 43 ・四死球 25 ・犠打飛 11 ・盗塁 18 ※徳島県大会、四国地区大会の計8試合