初登場時はボロカスに言われたけど…その後に成功したガジェットたち
今までになかったまったく新しいガジェットが生まれるとき、世の中の受け止め方は当然ながら賛否両論。素晴らしい!と絶賛する声もあれば、手厳しいレビューが飛ぶこともあります。 【全画像をみる】初登場時はボロカスに言われたけど…その後に成功したガジェットたち 最近では、スマホに置き換わるともいわれた「Humane Ai Pin」が、ポンコツって言われちゃいました。 同じくAIを活用したRabbit R1も未完成レベルと酷評。Apple(アップル)の空間コンピュータ(VRヘッドセット)Vision Proですら、レビューは比較的好意的だったものの売り上げは振るわず。 「高すぎる!」「使うシーンが想像できない!」「誰が買うの?」 初代発表時、現在の成功からは想像できないほどボロカスに言われたガジェットを振り返ってみました。 Humane Ai Pinだって、Rabbit R1だって、数年後には成功しているかもしれません…(完全お蔵入りしている可能性もあるけれど)。
Apple Newton
1993年にリリースされた、Appleのデジタルメモパッドです。マウスやキーボードではなく、ペンで操作する次世代パソコン。次世代パソコンというものの正に走りとなった存在です。ですが、The Wall Street Journal紙は「高すぎる!」「変わり種すぎる!」「紙とペンに置き換わるには不完全」と一蹴。時代がまだ追いついていなかったのか、その後ディスコン。 しかし、NewtonのDNAはそのままAppleに留まり、2010年にiPadという形で再び戻ってきました。
Steam Deck
2022年、初代Steam DeckがValveからリリースされたとき、世間の反応は芳しくありませんでした。米Gizmodoは「不完全なプロダクト」とし、The Vergeなんて「壊れてるしバグだらけ」と手厳しい意見を出しました。 ですが、同時に大きなポテンシャルがあるとも評していました。初代リリースを焦りすぎたのでは?というのが、多くの人が感じたこと。ただ、ゲーマーたちは、Steam Deck初代そのものの不具合よりも、手の中でPCゲームができるというコンセプトを高く評価し支援し続けました。 その後、Steam Deck OLEDという後継機もリリース。2023年までには、初代レビューで指摘された多くの問題点はすでに改善済み。今や類似品登場に頭を抱えるほど、人気の端末となっています。