大雨被害の国頭村比地区で災害見舞金について説明会 準半壊以上とする適用条件に住民が県を批判
沖縄テレビ
記録的な大雨に見舞われた国頭村の比地区で県が19日、災害見舞金に関する説明会を開きました。 11月8日から降った記録的な大雨により国頭村では比地川が2度氾濫し、住宅が浸水するなど多くの被害を受けました。 国頭村は県に対して、川底の土砂を取り除く浚渫工事をこれまで3度要請していましたが実施されておらず、また、国の災害救助法についても県の申請が遅れ適用されませんでした。 県は19日、最大200万円とする県独自の災害見舞金や、応急修理支援について住民に対する説明会を開きました。 どちらも被害の状況に応じて支給されるとしていますが「準半壊以上」の被害を受けた世帯に限定されていて、住民からは批判の声があがりました。 災害見舞金については補正予算として要求していて、20日に県議会で採決されれば申請を受付けはじめ、年内に支給まで繋げたいとしています。
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