水原一平被告 答弁後メディアの質問に無言貫く カメラマン転倒するアクシデントも無表情
ドジャースの大谷翔平選手(29)の銀行口座から、約1700万ドル(約26億円)を不正送金した銀行詐欺と税金の虚偽申告で訴追されている元通訳の水原一平被告(39)が4日(日本時間5日)、ロサンゼルス郊外のサンタアナ連邦地裁で2件の罪を認める有罪答弁を行った。 有罪答弁を終え、裁判所を出た水原被告と弁護士を約50人の日米メディアが取り囲んだ。「ひと言お願いします」、「ショウヘイに言いたいことは?」…。日本語と英語で矢継ぎ早に質問を浴び続けた同被告は、表情ひとつ変えることなく無言を貫いた。弁護士も「今日はコメントしません」とだけ答え、質問をスルーし続けた。 法廷では自身の就学年数について「13年」と返答した同被告。エンゼルス選手名鑑には「カリフォルニア大リバーサイド校卒」と記載されているが、「少しだけ大学に通いました」と学歴詐称を認める形の答弁をする場面もあった。 目の前でカメラマンが転倒するアクシデントが発生しても無表情でやり過ごした同被告。用意された大型SUVに乗り込み、裁判所を後にした。