JR長崎線、佐賀市の下渕踏切で列車と車が接触 車は現場から立ち去り
27日午後4時50分ごろ、佐賀市兵庫町渕のJR長崎線下渕踏切で、江北発鳥栖行き普通列車(2両編成)と車が接触した。けが人はいなかった。 佐賀北署によると、踏切内にはみ出して停車している車に気づいた列車の運転手がブレーキを踏み警笛を鳴らした。車は後退したが、車の前部と、線路上の障害物の巻き込み防止で列車前面下部にある排障器の左前部が接触した。車は現場から立ち去っており、同署は過失往来危険の可能性を視野に行方を追っている。 JR九州によると、列車はその場で点検し、乗客約65人を乗せたまま、約50分後に運転を再開した。この事故で特急上下4本を含む8本が運休、10本に最大50分の遅れが出るなど、約1500人に影響が出た。