写真：クラウド Watch

　ミーク株式会社は2日、IoTサービスの運営に必要なビジネスサポート機能を提供するサービスカテゴリ「MEEQビジネスツールズ」を新設したと発表した。その第1弾として、「MEEQビジネスツールズ SMS送信」を同日より提供開始する。 　MEEQビジネスツールズは、企業がIoTビジネスの運営や、IoTの自社利用を行ううえで必要となるビジネス機能を提供するもの。例えば、ユーザーへの連絡手段の確保や料金請求、提供する端末の個別設定や配送と回収など、さまざまなビジネス機能の提供を計画しているという。 　今回、その第1弾として提供を開始するMEEQビジネスツールズ SMS送信は、ミークが用意するAPIを利用してSMS（ショートメッセージサービス）を一括送信するサービスで、APIでの提供はもちろん、Web上で送受信が可能な管理画面をオプションとして用意している。利用企業は、MEEQ SIMやMEEQ データプラットフォームと一緒に、MEEQビジネスツールズ SMS送信の機能を利用できるとした。 　例えば、提供しているIoTサービスのコンソール画面ログインの2要素認証確認コードを、システムから自動送信したり、システムアラートの受信やエンドユーザーへの障害情報通知を、即時性の高いSMSに置き換えたり、コンシューマ向けIoTサービスにおけるエンドユーザーへの連絡・督促を、開封率の高いSMSで送信したり、といった活用シーンが考えられるとのことだ。 　提供価格（税別）は、初期費用が10万円、基本利用料が月額5万円、配信料金が1通あたり6円。