「婚歴がある男性が婚活市場に再参戦してくる…」男性再婚年齢ランキングが示す意外な現実
2. XさんがA氏にアプローチするが他の女性と交際しているからと断られる(自分とA氏:25歳) 3. A氏結婚(27歳) 4. 自分はのんびり「30歳になったら婚活しようかな」と考えている 5. A氏30歳で離婚、再婚を検討。Xさんは内心大喜びして、A氏に再アプローチして交際開始 6. A氏(32歳)はXさんと再婚 ここで、自分が4の段階で違った行動をとったとしよう。 【モデルケース2】 4. A氏の結婚で傷心のXさんにアプローチ、一生懸命よりそうことで交際につながる(自分:27歳)
5. 自分(28歳)はXさんと初婚同士で成婚 6. 30歳で父になる というモデルケースも十分にあり得る。 ■再婚男性の初婚女性との結婚:39歳までで5割 これまでの記事と繰り返しになるが、初婚同士の結婚において、男性のピーク年齢は27歳である(2023年)。また30歳までの男性が初婚同士婚総数の6割、32歳までの男性が7割、34歳までの男性が8割を占めている。 つまり、32歳ともなると、婚活イベントに現れた男性にたとえ婚歴があったとしても、女性からは「まあそういうこともあるかもね」と判断される可能性が高くなってくる年齢といってよい。
一般的に、20代で「婚歴あり」男性は女性から結婚相手として敬遠されるケースが少なからずある。しかし、32歳以上の男性ともなると、婚活において「婚歴あり」であったとしても、年齢的に「スピード離婚かな? なにか問題があるのでは?」と女性から勘繰られる可能性が低くなってくることもあり、女性から選ばれる力が上昇するようだ。 ちなみに2023年に初婚女性と再婚した男性の年齢ゾーン占有率をみると、以下のようになっている。
データからわかるように、若くして結婚し再婚まで果たした「婚活力殿堂入り」の再婚男性であっても、初婚女性との成婚の約半数が39歳までの男性となっている。また、44歳の男性まででほぼ7割に達するため、婚活力殿堂入りの男性であっても、40代前半までで適齢期が終了していることが示されている。婚活男性が想像する以上に年齢条件がシビアであることを理解いただければと思う。 ■婚歴の有無における性差について 最後に、結婚支援現場の方々から「男性は自身の年齢が上がっても、お相手の女性の婚歴にこだわりやすい」という話をよくうかがうが、男性の婚歴に対して女性が持つイメージは、男性のそれとはかなり異なることが示唆される興味深いデータを紹介したい。