「婚歴がある男性が婚活市場に再参戦してくる…」男性再婚年齢ランキングが示す意外な現実
ちょうど10位までは各歳で1000件以上の成婚数で、初婚女性と再婚男性の成婚年齢のメインゾーンとなっており、このメインゾーン年齢に32歳から39歳の男性のすべてがランクインしている状況だ。つまり32歳から、再婚を目指す男性が初婚女性との結婚で大いに活躍し始める、という話である。 ■初婚男性の結婚が34歳以降かなり難しくなっている 前回の記事「何歳の結婚が多い? 結婚年齢ランキングの驚く実態」で、男性であっても34歳までが、結婚が多発する年齢(ちなみに初婚同士婚男性の8割が34歳までの男性となっている)という、統計上の「男性の結婚適齢期」についての分析結果を紹介した。この結果とあわせて、初婚女性との結婚を決める再婚男性の活躍年齢を考えると、初婚男性の結婚が34歳以降かなり難しくなっている状況は、納得の結果ともいえるだろう。
自分より早い年齢で結婚した男性が、再び結婚しようと活動して成果が最も出ている年齢(各歳で1000件超)が、32歳から40歳とすると、32歳までに活動したほうが無難である。言い換えれば、婚活力のある経験者の「1軍男性」が戻ってくる32歳までのほうが、自身の婚活に対して強敵が現れにくいことは想像にかたくない。 筆者主宰の研究会に参加いただいている、12県の婚活現場の支援者の方、結婚相談所、センターの方からは、初婚男性で最初から再婚女性との成婚を目指す方はまずいない、とうかがっている。
そうであるとすると、上のランキングの結果から考えるならば、30代ともなれば、「婚活力1軍男性」の再来を回避した、1日でも早い婚活とお相手の決定が必要となってくることがわかるだろう。 ここで、想像しやすいように統計的に十分可能性があるモデルケースで考えてみよう。 【モデルケース1】 1. クラスや職場で好意を持っている女性Xさんが他の男性A氏に憧れていて、自分には振り向いてくれない(自分とA氏:21歳)