ドア開いたままバス走行…防止装置作動するも「気づかなかった」 九州産交バス
九州産交バスは、路線バスの中扉が開いたまま走行した事案が発生したと発表しました。 九州産交バスによりますと、10月29日午後5時13分ごろ、熊本市中央区の通町筋バス停で、小山団地発五丁行きの路線バスが、乗客を乗せた後、中扉を開けたまま約26m走行しました。 ドライブレコーダーなどを確認したところ、扉を開けたままバス停の先頭まで走行し、一度停止して扉を閉めながら出発していたことを確認したということです。 当時、バスには約30人が乗っていましたが、けがはありませんでした。 同様のトラブルは今年に入り4件目です。九州産交バスは、今年1月のトラブルを受けて、全車両にドア開け走行時にブザーが鳴る装置を導入していて、今回も作動していましたが、運転手は「気づかなかった」と話しているということです。 九州産交バスは、人為的ミスとみて、指導を徹底し、再発防止に努めるとしています。