自転車の「ながらスマホ」厳罰化 何秒見たら違反になるのか 腕時計はOKでスマートウォッチはNG?【自転車ながら運転厳罰化Q&A】
村上キャスター: スマホを見ながら運転。これは明らかに違反とわかります。 腕時計を見たり本を読んだりしながらの運転危険な行為ですが、どうなのでしょう。 玉置キャスター: 実は腕時計や本は今回の法改正では違反対象になっていません。 画面表示の装置を注視することが罰則の対象となっているためです。このため同じ腕時計でもスマートウォッチは罰則の対象になります。 ■自転車の飲酒運転も罰則強化 村上キャスター: 腕時計は対象外だけど、スマートウォッチは対象。なんとなく矛盾を感じるような気もしますが…。 玉置キャスター: あくまで今回の法改正という話ですので、仮に腕時計を眺めながら運転して事故を起こした場合などには安全運転義務違反として罰せられる可能性があります。もちろんですが、法令違反に関わらず安全運転を心がける必要があります。 また、今回の道交法改正では、自転車の飲酒運転も罰則が強化され酒気を帯びた状態で運転した場合、車やバイクと同じように、3年以下の懲役、または50万円以下の罰金が科せられます。これまで自転車は酒酔い運転のみ罰則の対象で酒気帯び運転には罰則規定がありませんでした。 村上キャスター: 自転車は、免許もなく手軽に乗ることができますが一歩間違えれば大きな事故を招きますよね。 玉置キャスター: 11月以降、自転車に乗りながら軽い気持ちでスマホを眺めてしまうと罪に問われる可能性が高くなります。
東北放送