自転車の「ながらスマホ」厳罰化 何秒見たら違反になるのか 腕時計はOKでスマートウォッチはNG?【自転車ながら運転厳罰化Q&A】
■どのような行為が「ながらスマホ」になるのか? 村上キャスター: 具体的にはどのような行為が「ながらスマホ」となるのでしょうか 玉置キャスター: 自転車を運転しながらスマホで通話したり画面を注視したりする行為が違反行為とみなされます。自転車が停止している状態だと違反となりません。 村上キャスター: 今は、自転車にスマホを装着して、地図や時間を確認しながら運転している人も多いですよね。 玉置キャスター: そうですよね街では実際、こんな声が聞かれました。 街の声: 「知らない場所に行くときとかは、マップを確認しながら走ることもあるかもしれない」 「なるべく見ないようにとは思うけど、腕時計見るのとスマホを見るのとではそんなに差がないような気はするけど」 ■違反の「画面注視」とはどんな行為? 村上キャスター: 違反となるのは「画面を注視」したらということでしたが、そもそも注視というのはどのような行為を指すのでしょうか。 玉置キャスター: 村上さん、いい質問ですねえ。県警の担当者に聞きました。 県警交通企画課 狩野芳治課長補佐: 「(Q.注視というのは具体的にどういった行動?)携帯電話などの画面表示装置、これを見続ける行為がいわゆる『注視』と言われる。運転手が目を離して感じる時間が2秒くらいと言われているようだが、2秒に限らず、わき見運転などは危険な行為なので、しっかり前を向いて運転してほしい」 村上キャスター: 注視は「2秒」が目安になるということですね。 玉置キャスター: ただ、現場の警察官も1秒、2秒とカウントして取り締まるわけではないので、たとえ2秒以内であっても危険な行為と判断された場合には罰せられる可能性があるということです。 ■「スマートフォン・本・スマートウォッチ・腕時計」違反に関わるのはどれ? 村上キャスター: そうなんですね。街頭インタビューでは「腕時計とスマホを見ながら運転することに差はないのではないか」という声がありましたが、これはどうなのでしょうか。玉置キャスター: そこで4つのケースを用意してみました。スマートフォン、本、スマートウォッチ、腕時計。今回の法改正で違反に問われるのはどれか。