墜落原因の仮説は不要 ロシア大統領報道官
【ウラジオストク共同】ロシアのペスコフ大統領報道官は26日、ロシア南部チェチェン共和国のグロズヌイに向かっていたアゼルバイジャン航空の旅客機がカザフスタン西部で墜落した原因に関連し「調査結果が出るまで仮説を立てることは正しくない。誰もそのようなことをしてはならない」と述べた。タス通信が報じた。 墜落原因を巡っては、機体に残る多数の穴がロシア軍による対空兵器を被弾した痕跡との見方が出ている。カザフスタンは原因調査を開始した。アシムバエフ上院議長は「損傷についてあれやこれやの結果だと言うべきではない。専門家が結論を出す。カザフもロシアもアゼルバイジャンも情報を隠すことに関心はない」と語った。