フジ・佐久間みなみアナ、不安もあった初のフォトブック パリ五輪大役前に「ありのままの自分を詰め込んだ」
◆お気に入りの3枚は、三種三様ながらどれも自分らしいもの
一番のお気に入りは空港で撮影されたショット。今回唯一、ここで撮りたいと自ら熱望した場所だ。中高と4年間アメリカで暮らした経験もあり、現在もスポーツ取材のために足を運ぶ機会が多い「空港」という場所はすごく好きな場所だという。「いろんな人が空港っていう場所には集まっているなって感じるんです。抱き合って喜んでいる人がいたり、別れの場所でもあったり。勝手に自分の中で、あの方々はこれからどんな道を歩んでいくのかなとヒューマンウォッチングじゃないですけど考えるのが好きなんです(笑)。そういった、いろんな人の感情に触れられる場所がすごく好きなので、空港カットは一番のお気に入りですね」。さらには「この写真、私のバックに映っていますが、空港の“南口”で撮影したんです。編集さんやカメラマンさんが狙ってくれたんですかね?」とにっこり。 6年間新体操に取り組んだ佐久間アナが、黒いドレス姿でリボンの演技を魅せるカットは、スタッフから思わず「美しい!」と感嘆の声が上がったというのもうなずける、優雅な躍動感が伝わるもの。「リボンは習っていた時もよく練習していたものの1つだったので、表情も含め、一番自分らしさみたいなものが出ているんじゃないかなと思って選ばせていただきました」と語るが、「でも、撮影は苦労しまして(笑)。顔は涼しげに、でもこの姿勢を保つにはかなりの筋肉と柔軟性が必要なので、しっかり次の日は筋肉痛に」なったそう。 そしてお気に入り最後の1枚は、この春からメインMCを務める『すぽると!』初回放送直前にスタジオで撮影された、榎並大二郎アナと真剣な表情で打ち合わせる姿を切り取ったものを選んだ。「初回どうなるんだろう?とわからなくて不安の中、自分もちゃんと引っ張っていく存在にならなきゃっていう思いもありました。この私は真剣な表情で、覚悟を決めて臨んでいるんだなって思えるような写真。こうした瞬間を残してもらうことはなかったので、どうしても3枚の中に入れたかった1枚です」。 ちなみに『すぽると!』で共演する千鳥に今回のフォトブックを渡す予定はあるのだろうか?「あははは(笑)。お渡ししたいですけど、どうなんですかね? もらって嬉しいのかな?とか反応に困るんじゃないかな?とかいろいろ考えちゃいます。でも、お二人とも本当にそれぞれ違った優しさがあるなと1ヵ月半の共演を通して感じたので、きっと喜んで受け取ってくださるんじゃないかなと。感謝の気持ちを込めてお渡ししたいなと思っています」。