「水中サンタ」が魚たちにクリスマスプレゼント
魚たちにクリスマスプレゼントを贈るサンタダイバー(仙台市宮城野区)
クリスマスを前に、仙台うみの杜水族館(仙台市宮城野区)では、サンタの衣装を着た「サンタダイバー」が巨大水槽に潜り、魚たちにクリスマスプレゼントを贈っている。
サンタダイバーは1日1回、三陸の海をイメージした幅13メートル、高さ6・5メートルの巨大水槽に登場。50種類2万5000匹の魚がいる水槽の中で、イワシにはオキアミ、エイにはイカ…と、手に持ったバケツの中からそれぞれの魚に合ったプレゼントを配っている。 21日に市内から2人の子供を連れて訪れた畑山由季さん(32)は「子供たちがサンタさんを見て、飛び上がって喜んでいました。来てよかった」と笑顔で話した。
うみの杜水族館は今年7月に開館して、初めて迎えるクリスマス。水族館の担当者は「巨大水槽を使い、季節に合ったイベントをしたいと考えていた。魚によってごはんの種類が違い、プレゼントを渡すと魚たちがさまざまな動きをするので、楽しみながら魚のことを知ってもらえたら」と話している。
サンタダイバーはクリスマスの25日まで毎日、午後1時10分から登場する。うみの杜水族館は年末年始無休で営業し、年始には正月にちなんだアシカのパフォーマンスなどのイベントを企画中という。 (THE EAST TIMES)