清水くるみ“綾”の部屋の片づけをする柄本時生“裕ちゃん”と落合モトキ“一平”…岡田将生“蒼”は「そろそろ良いことがあると思いますよ」と笑顔を見せる<錦糸町パラダイス>
俳優の柄本時生と今井隆文によるドラマ初プロデュース作品「錦糸町パラダイス~渋谷から一本~」(毎週金曜深夜0:12-0:42、テレ東系/Leminoにて配信)の第6話が、8月16日(金)に放送される。 【写真】ラジオ番組に出演するなみえ(濱田マリ)とかおる(光石研) ■錦糸町を舞台にした過去の「汚れ」を掃除する掃除屋3人の人間ドラマ 東京・墨田区錦糸町を舞台に、過去の「汚れ」を掃除する掃除屋の3人と、過去の「過ち」を暴くルポライターが、様々な人との出会い、出来事を通じ、自らの過去と向き合っていく。登場人物それぞれの心理や感情の動きを丁寧に描いた人間模様を、ドラマのために書き下ろしたオリジナル脚本で展開する。人生で本当に大事なことは何か、生き方の根源や人間の心理について考えさせられる人間ドラマだ。 ■登場人物の役どころは… 掃除屋の三人には、柄本、賀来賢人、落合モトキが出演し、ルポライターには岡田将生が出演する。 賀来が演じる掃除屋「整理整頓」の社長・大助は、かつて、海外でのプロバスケ選手の夢を持つが家業の跡継ぎとしての責任を放棄することへの罪悪感などを持っていた。裕ちゃんの事故により、家業の掃除屋を継ぐ理由付けができたことに安堵している。 一方、柄本が演じる掃除屋「整理整頓」の社員で、大助の幼馴染・裕ちゃんは、大助についていく形で不向きなバスケをしていたが、周囲のメンバーから浮き、より無意識に大助に依存していく。事故により車椅子生活になるも、不自由となった生活への抵抗がないことを不思議に思っている。 さらに、落合が演じる除屋「整理整頓」の社員で、大助と裕ちゃんの後輩・一平は、裕ちゃんの事故後から常に大助と裕ちゃんの仲を心配し、間を取り持とうとするがいつも少し空回りする。また、岡田が演じる一匹狼のルポライター・蒼は、表向きは地元住民や再開発が進み増えた観光客向けのフリーペーパーのライターだが、実は世の悪事を暴くために証拠の動画や画像を二次元コードで町中にばらまいている。 ■第6話のあらすじ 第6話は―― この日の「整理整頓」は二手に分かれての作業。裕ちゃん(柄本時生)と一平(落合モトキ)は、カメラマン志望・綾(清水くるみ)の部屋の片づけをするため、マンションの一室に向かう。 部屋の壁には綾が撮った写真が多数貼られていて、雰囲気のよさを褒める一平に、綾は「匂いは?」と不思議な質問をし、さらに、大事なカメラを捨てて欲しいという。 ――という物語が描かれる。 ■「最後まで片付けた方がいいですよ、何にも始めらんないっすよ」 公式ホームページなどで見ることができる予告動画は、大助が「裕ちゃんのために掃除屋、継ぐことにした」と心音(さとうほなみ)に話をする姿と、「バスケはやめるわ」というせりふと一緒に、バスケをする少年を悲しそうな表情で見つめる大助の姿が映し出され、からスタートする。 その後、大助と一平が車椅子に乗る裕ちゃんを車から降ろすシーンや、裕ちゃんが綾に「僕ら三人、立ち止まってるのは知ってて。誰も言い出せないままなんですよ」と真剣に話す場面が。そんな裕ちゃんの話を真剣に聞く綾の表情も。 また、場面が切り替わると、ラジオ番組でなみえ(濱田マリ)が「男性の好き勝手な行動に振り回されちゃってるのはいつも女性やし」と不機嫌そうに話す様子と、心音がグラスを不機嫌そうに拭くシーンが流れ、一平が「それって、尊敬できます?」と問いかける姿も。 さらに、「それいいね」と笑顔を見せる綾の姿と「これが撮りたかったかも」と話す男性の姿がモノクロで映し出される。続けて、「やっぱり、もういいです、ここまでで」と綾が言い、そんな綾に「最後まで片付けた方がいいですよ、何にも始めらんないっすよ」と裕ちゃんが伝える場面が。 そして、かおる(光石研)が「なみちゃん、泣き言?思いっきり泣き!」とラジオ番組でなみえを気遣う様子が流れ、最後に、どこかを見つめる蒼の姿と、車椅子をおす蒼が「そろそろ良いことがあると思いますよ」と話すシーンが映し出され、動画は幕を閉じる。