【バレー】愛媛の矢田&北川が止まらない! 選抜チームでは唯一の四強入り 3位決定戦は「自分たちが決めきって勝ちに導く」【SAGA2024国スポ(少年女子)】
――ともに国際大会でのプレー経験がありますが、それは今大会に生きていますか? 矢田 自分からすればすごい人たちばかりなので、今回が(大舞台が)初めてだったら、相手を目の前にしたときに、「うわぁ」と思っていたかもしれません。でも、気持ちの面で少しは楽です。 また、ビーチはコートに2人だから、空いた場所にサーブを狙わないといけませんが、今日も(その経験を生かして)たくさんエースが取れてよかったです。 北川 和香が言ってくれたブロックの意識は、アンダー(エイジカテゴリー日本代表)の合宿にいくことで身についたと思います。強気だったり、あきらめない気持ちも、国際大会で厳しい試合を重ねたからだと思うので、感謝しています。 ――明日への意気込みはいかがでしょうか? 矢田 中学生のJOC杯のころからやってきたメンバーで臨む最後の試合です。絶対に勝って、このチームでよかったと思って終われるように、全員で一丸となって頑張りたいです。(レギュラーではなかった)JOC杯はついていくという感じだったけど、今回は自分たち2人で決めきって勝ちに導きたいです! 北川 今日は決めないといけないところでミスをしてしまう場面がありました。そこを修正して、もっと頼ってもらえるようなプレーをしたいです。みんなで一つになって、どのチームよりもいちばん楽しんで、勝ちにいきます! 北川美桜 きたがわ・みお/身長177㎝/松山東雲中(愛媛)→松山東雲高3年/ミドルブロッカー 2年生時には第18回世界U19女子選手権大会に出場するなど、下級生時から世界を相手にプレー。今夏は2年ぶりにインターハイに出場した。父は愛知工大名電高(愛知)の北川祐介監督 矢田和香 やだ・わか/身長185㎝/角野中(愛媛)→今治精華高3年/ミドルブロッカー 2年生時から同級生の森川仁湖とともにビーチバレーボールにも取り組み、2年連続で国際大会に出場。9月の国スポでは優勝を飾った。インドアでは8月に北川とともに全国高校選抜に選ばれた 文・写真/田中風太(編集部)
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