中国は泥沼3連敗、その裏で…香港代表が1992年以来32年ぶりにアジア以外の土地で国際試合 欧州勢から初白星なるか
香港代表が10日(日本時間11日)、リヒテンシュタイン代表との国際親善試合を戦う。 10日、アジア域内では2026年北中米W杯最終予選第3節の全9試合が行われる予定で、各会場に先立って行われたC組の「オーストラリア代表vs中国代表」は豪州が3-1と逆転勝利。中国は希望を見出せぬ3連敗となった。 一方、現在は世界中が代表ウィークで、W杯予選やUEFAネーションズリーグ以外に国際親善試合も。スイスとオーストリアに挟まれた欧州の小国リヒテンシュタインでは、「リヒテンシュタイン代表vs香港代表」が開催される。 FIFAランキングだと、最下層グループ203位のリヒテンシュタインと、同157位の香港…とあって、注目度は高くないカードだが、香港にとっては、1992年6月にカナダ代表と対戦して以来となるAFC(アジア)域外での試合に。 自発的に親善試合を組むとなれば、アジア、オセアニアのFIFAランキング下位国が相手となり、オセアニア勢が相手ならホーム開催となる香港。そんなこんなで、32年ぶりにアジア以外の土地で試合を戦うということに。 また、過去20年ほどで、ブラジル代表やアルゼンチン代表などを香港に招いて親善試合を開催したケースはあるものの、「対欧州勢」は2006年のクロアチア代表戦以来18年ぶり。 今回、リヒテンシュタインvs香港ということでお世辞にも注目度は高くないカードだが、香港サッカーにとっては大きな出来事なのだ。 香港『サウスチャイナ・モーニングポスト』いわく、欧州での試合そのものが香港代表史上初。リヒテンシュタインに勝利なら、「対欧州勢」歴史的初白星になるとのことだ。
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