雪氷作業車両の出動式 19台が冬場の道路整備に備え 管理区間約115キロ/岡山・津山市
高速道路の除雪などに当たる雪氷作業車両の出動式が8日、岡山県津山市河辺の津山インターチェンジ内駐車場(津山高速道路事務所内)で行われた。本年度は19台が16日~4月10日の間、中国、岡山、米子道で冬場の道路整備に備える。 【写真】交通安全を祈願する出席者たち
NEXCO西日本グールプ関係者や、県警高速隊・北部方面隊の隊員ら80人が出席し、中山神社の横林一彦権禰宜(ねぎ)が執り行った神事で安全を祈願した。その後、八田匡伸津山高速道路事務所長らが「今季は冬型気圧配置が強まる時期が来ると予想される。人命を優先し、大規模な車両滞留の徹底回避、動けなくなった車両の早期発見と移動にご協力を」とあいさつ。先導車、除雪専用車、溶液散布車など計10台が出発した。
管理区間は美作岡山道を含めて約115キロ。昨年度の降雪日数は23日(前年度29日)で作業は41日(同62日)行い、凍結防止剤は1213トン(同1921トン)使用した。
八田所長は「ドライバーのみなさんには最新の交通情報の確認と、雪道では普段よりも速度を控えめに、安全な走行をお願いしたい。冬用タイヤの交換も早めに」と呼びかけている。
津山朝日新聞社