今夏埼玉の注目野手18人! ドラフト1位級の花咲徳栄スラッガーを筆頭に浦和学院・昌平らに大型選手が揃う【埼玉注目野手リスト】
6月18日、第106回全国高等学校野球選手権埼玉大会の抽選会が行われる。今年の埼玉は全国最注目のスラッガー・石塚 裕惺内野手(花咲徳栄)の活躍に期待が集まっているが、それ以外にも楽しみな野手が多く、レベルの高い地域だ。 【動画】石塚 裕惺の豪快な打撃!
花咲徳栄・石塚はドラ1評価を確実にできるのか?
石塚は春季関東大会中、怪我があったが、今ではスタメン復帰し、持ち前の豪打を見せている。名将・岩井隆監督は石塚のコンタクト能力の高さを評価。これまで花咲徳栄は愛斗外野手(ロッテ)、野村 佑希内野手(日本ハム)、井上 朋也内野手(ソフトバンク)といった右のスラッガーを輩出しているが、この3人に並ぶ逸材だ。この夏の大会でドラフト1位評価を確実にすることができるか。 浦和学院の三井 雄心内野手(3年)も最終学年を迎えた。高校通算30本塁打を超える長打力に加え、強肩が光る三塁守備も必見。非常に能力は高いが、昨秋、今春は大爆発せずに終わっている。2年連続の夏の甲子園出場へ向けて、攻守ともに大暴れする姿を見せていきたい。 春準優勝の昌平は山根 大翔内野手(3年)、櫻井 ユウヤ内野手(2年)の両スラッガーが牽引する。高校通算20本塁打以上の山根は豪快なフルスイングから本塁打を量産。春季関東大会でも本塁打を記録した。それだけではなく、投げれば最速146キロを誇る二刀流であり、投打ともに才能にあふれている。櫻井も高校通算20本塁打以上を記録している。腰を鋭く回転させた打撃フォームで本塁打を量産。チャンスになるほどフルスイングをして、相手投手にプレッシャーをかける。 山村学園の遊撃手・横田 蒼和内野手(2年)も評価を高めている。独特のスイング軌道で速球、変化球に対応し、春の県大会準決勝の花咲徳栄戦で3打数2安打の活躍をみせて存在感を示した。軽快な守備にも磨きがかかり、来年の埼玉を代表する遊撃手として評価を高めている。
埼玉栄の強肩捕手、浦和学院の大型スラッガーなど私学に逸材が集まる
各強豪校にも逸材がいる。花咲徳栄の3番を打つ生田目 奏外野手(3年)は、抜群のバットコントロールを秘める左の好打者。春の県大会準々決勝以降から大当たりで、23打数10安打、2本塁打11打点、春季関東大会でも7打数4安打を記録し、ヒットを打ちまくった。石塚とは違う怖さを持っている。2年生スラッガー・田島 蓮夢外野手もスケールが大きい打撃を展開し、飛躍が期待される。