草なぎ剛主演映画『碁盤斬り』ラッピング・ロンドンバスが都内を周遊。各界著名人も絶賛「これは形を変えた新たなるヒーロー映画である」
■辰巳琢郎(俳優・囲碁大使) 「手談」と呼ばれる囲碁をダイアローグに用いた絶妙な演出。 囲碁を知らなくても十二分に伝わるが、少しかじってから見ると三倍楽しめます。 武士道と囲碁は、日本再生のキーワード。 世界に誇れる日本映画の誕生!万才 ■松岡茉優(俳優) どこか乾いた世界のなかで多くを語らないそこに住まう人たち。 佇まいや表情の中に、本音や感情を探してしまう。 上手に生きている人には理解出来ない正しさの向こう側を見ました。 ■筒井 真理子(俳優) ゆったりとした江戸風情に心地よく身を委ねていると、虚をつくように物語が動き出し、草なぎさんの表情が一瞬で豹変する。 その歯軋りするようなキリキリとした演技に呑まれるうちに、眼前に現れる白石監督の世界。 監督が作る新鮮な時代劇を味わった。 ■筧美和子(女優) 静と動。静かに爆発するような映画でした。 四季を感じる景色も音も、そこに映る人々も、静かな炎を燃やす彼の姿も美しかった。もう一度映画館で観たい。 ■田原総一朗(ジャーナリスト) 本編が始まってすぐ江戸の街並みや登場人物たちの所作や言葉の中に放り込まれたときに 自分が古典落語の世界に迷い込んだような心持になった。 また「柳田格之進」である草なぎ剛の、ずっと穏やかだった表情が すっ、と変化した場面にも度肝を抜かれた。 映画『碁盤斬り』は、囲碁を巡る人情話として根強い人気のある『柳田格之進』という落語を元にした物語。 謂れのない嫌疑をかけられ藩を離れ、亡き妻の忘れ形見の娘とともに貧乏長屋で暮らす、草なぎ演じる主人公の浪人・柳田格之進。落ちぶれても武士の誇りを捨てず、実直に暮らしていた格之進だが、ある真実を知り娘のために命を賭けた仇討ちを誓う――。囲碁を武器に武士の誇りを賭けた感動のリベンジエンタテイメント。 多くの業界人からも称賛される映画『碁盤斬り』。公開を楽しみに待ちたい。
草なぎ剛,「婦人公論.jp」編集部