Creepy Nuts、こっちのけんとの楽曲も 『2024ユーキャン新語・流行語大賞』ノミネート30語が発表
『「現代用語の基礎知識」選 2024ユーキャン新語・流行語大賞』のノミネート30語が、11月5日に発表された(※1)。 【画像】「Bling-Bang-Bang-Born」で大ブレイクしたCreepy Nuts ・アサイーボウル ・アザラシ幼稚園 ・インバウン丼 ・裏金問題 ・界隈 ・カスハラ ・コンビニ富士山 ・侍タイムスリッパー ・初老ジャパン ・新紙幣 ・新NISA ・ソフト老害 ・トクリュウ ・南海トラフ地震臨時情報 ・猫ミーム ・はいよろこんで ・8番出口 ・はて? ・BeReal ・被団協 ・50-50 ・ふてほど ・Bling-Bang-Bang-Born ・ブレイキン ・ホワイト案件 ・マイナ保険証一本化 ・名言が残せなかった ・もうええでしょう ・やばい、かっこよすぎる俺 ・令和の米騒動 「インバウン丼」「新紙幣」「裏金問題」「トクリュウ」など、社会情勢にまつわるワードが並ぶなかで、「Bling-Bang-Bang-Born」「はいよろこんで」「ブレイキン」と音楽に関連するワードも3語ノミネートされている。 「Bling-Bang-Bang-Born」は、今年1月にリリースされたヒップホップユニット Creepy Nutsによる楽曲。TVアニメ『マッシュル-MASHLE-』第2期 神覚者候補選抜試験編のオープニングテーマとして書き下ろされ、オープニング映像で登場キャラクターが踊るダンスが話題に。TikTokを中心にダンス動画が大量に投稿され、世界的なムーブメントに発展したほか、10カ国以上のiTunes HipHopチャートで1位を獲得した。 「はいよろこんで」は、マルチアーティスト こっちのけんとが今年5月にリリースした楽曲。モールス信号をイメージした中毒性のあるフレーズとサビの“ギリギリダンス”が話題となり、本楽曲を使用した動画やダンス動画などがTikTokを中心に多数投稿された。こっちのけんと公式YouTubeチャンネルで公開されているMVは1.2億回再生を突破し、2024年を代表するヒットソングとなっている。 「ブレイキン」は、「ブレイクダンス」としても広く知られるダンス種目の一種。今年開催の『第33回夏季オリンピック競技大会』(パリ五輪)にて、オリンピック競技として初採用された。『パリ五輪』にて、女子はAMIが金メダルを獲得し、男子もShigekixが4位と健闘したことで日本でも大きな注目が集まった。 2021年の『新語・流行語大賞』では、Adoの楽曲「うっせぇわ」がトップ10にランクイン。昨年も同じくトップ10に「新しい学校のリーダーズ/首振りダンス」が入っており、近年、音楽関連ワードのランクインが続いている。2024年を盛り上げた「Bling-Bang-Bang-Born」「はいよろこんで」「ブレイキン」のランクインに期待したい。
伊藤聡志
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