ワールドプレミアイベントに登壇したＭＩＳＩＡ

　歌手のMISIA（46）が23日、都内で行われた「THE　GIFT　OF　TIME　―時と生きる―」ワールドプレミアイベントに登壇した。 　セイコーグループ株式会社は、「時」という視点から日本文化をひもとくショートフィルム「THE　GIFT　OF　TIME―時と生きる―」を制作。その完成を記念し、同イベントを開催した。 　MISIAはショートフィルムに出演し、東大寺を舞台にインタビューに答えている。「あの場所は、世の安寧を祈って創建されて1250年以上の時を刻んできた場所。私にとっても縁のある場所で、2020年コロナウイルスのいち早い終息を祈って訪問させていただいた。感慨深く感じながらインタビューをしていただきました。私たちもこれから、未来に向けて平和の祈りをずっと続けていかなければならない」と回想し「本当に素晴らしい映像。今この瞬映像になるとさらに遠い過去からのメッセージも流れてくるような感覚になった」と出来上がった映像の感想を述べた。 　そんなMISIAは、自身にとっての〝GIFT　OF　TIME〟について「積み重ねた中で豊かになったもの。一つは音楽。もう一つは世界中の人が求めているものは平和かなと感じます」と回答した上で「これからも多くの方に歌を聞いていただいて、願わくば時を超えるような、100年200年、皆さんの心に届くような歌が歌えたらうれしい」と目を細めた。 　またこの日、セイコーグループ株式会社の創設者・服部金太郎さんの生涯を描いたテレビドラマの主題歌をMISIAが担当したことなども含め、セイコーグループアンバサダーに就任したことが発表された。これを受けて「大変光栄に思っております。皆さまのそれぞれの時間の中で聞いていただけたらうれしい」と頭を下げた。