「遠くからできる支援」まとめ 被災病院に異例の早さで支援金 クラファン、ポイント寄付など【WBS】
ポイント寄付など遠くからできる支援
被災地支援の手段も広がっています。NTTドコモが地震の2日後から始めたのが、携帯電話の料金や提携する店での支払いでたまるdポイントを寄付する仕組み。1ポイントを寄付するとドコモが1円分として被災地支援に役立てます。 SNS上でも寄付へのハードルが下がったとの投稿がありました。一件の平均額はおよそ930円。現在集まった総額はおよそ3億ポイント、3億円に上ります。 「SNSを使った拡散効果が非常に高かった。金額としては1件1000円未満でも、少額寄付でもたくさんの人に参画してもらうことで大きな寄附活動になる」(「NTTドコモ」の武田有紀さん) 他にも遠くからできる支援にはこのようなものがあります。 まず楽天ポイントでも寄付が可能で、一定期間が過ぎると使えなくなる期間限定ポイントも寄付に利用できます。また、日本赤十字社や日本財団などでは、銀行振り込みなどを通じた通常の寄付を受け付け中です。 こうした寄付は「義援金」と「支援金」に分かれています。まず義援金は、全額が被災した人たちに公平に配分されますが、被災者の数を把握する必要があり時間がかかります。一方で支援金はその寄付の対象の団体に寄付されるので、義援金より早く被災者支援に役立てることができます。 このほかにも各自治体ではふるさと納税を通じた寄付も受け付けていますし、クラウドファンディングでも寄付を募っています。さらに能登の商品を買うことも支援に繋がります。 七尾市にあるカキの養殖業者「能登風土」は震災で倉庫が倒壊するなどの被害が出ました。断水も続き、加工場は再開していないのですが、殻付きのカキは出荷できるため、オンラインで寄付付きの商品の販売を始めました。オンライン販売を再開している被災地の生産者については、能登半島広域観光協会がSNSで情報を発信しています。 他にも生産者の直販サイト「食べチョク」も被災した生産者の商品を購入しますと、その生産者に直接寄付できる支援プログラムなどを展開しています。 テレビ東京グループでは、能登半島地震で被災された方々への支援のため、義援金を募集しています。集まった募金は日本赤十字社を通じて、被災者の方々に届けられます。 銀行名:みずほ銀行 本店 口座番号:(普)5701216 口座名:TXNチャリティ募金令和6年能登半島地震(ティーエックスエヌチャリティボキンレイワロクネンノトハントウジシン) ※みずほ銀行の本・支店からは振込手数料はかかりません。