燃料や肥料など資材値上がりが長期化…JA晴れの国岡山が倉敷市などに支援継続要望【岡山】
岡山放送
長期化する物価高騰で燃料や肥料などの農業生産資材が値上がりする中、9月24日、JAが倉敷市に支援の継続を要望しました。 JA晴れの国岡山の内藤敏男組合長ら7人が倉敷市役所を訪れ、伊東香織市長に要望書を手渡しました。 JAによりますと主要生産国による穀物や原油の輸出制限により燃料や肥料などが高騰し、農業生産資材の価格は今後も高値で推移することが予想されていて、今回の要望では市に対し資材高騰への支援の継続を求めています。 市は2024年度、農家に対し40万円を上限に資材費用の20%を補助していて、2025年度以降の支援策を検討しています。 (JA晴れの国岡山 内藤敏男代表理事組合長) 「肥料・農薬についても合理化をし、電子機器を使いながら皆さんに低価格で供給させてもらうようにしているがJAが出来る範囲がある。倉敷市に対し高騰対策のお願いに来た」 (倉敷市 伊東香織市長) 「非常に厳しい状況だと認識している。市民の皆さんの食糧安全保障の面で本当に大事なことだと思っているのでこれからもよく連携をとりながらどういう支援が出来るか検討していきたい」 JA晴れの国岡山では、倉敷市をはじめ県内24の市町村と市長会、町村会に同様の支援要請を行っています。
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