マカオのIRで置き引き…香港人男子学生逮捕
マカオ治安警察局は5月21日、今年(2024年)3月上旬にマカオ・コタイ地区の統合型リゾート(IR)内で発生した置き引き事件の容疑者として香港人の男子学生(20)を窃盗容疑で逮捕したと発表。 同局によれば、3月9日にマカオを訪れていた香港人の女性からIR併設ホテルのエスカレーター脇にバックパックを置いて友人を探しに出かけ、約15分後に元の場所に戻ったところ、荷物がなくなっていたのに気づいたとする通報が寄せられたとのこと。女性が申告した損失額は約2万1400パタカ(日本円換算:約42万円)。 通報を受けた同局が「天眼」と呼ばれる公共エリアシステム及び現場監視カメラ、通報者から提供を受けた資料をもとに容疑者の男の身元を特定。男が5月16日に港珠澳大橋マカオ側イミグレーションからマカオへ入境した際に逮捕したという。 男は同局の調べに対して犯行を否認しているものの、同局では捜査結果を総合判断して男の関与は濃厚とし、窃盗罪で検察院送致する方針とした。