【中山11R・グレイトフルS】10番人気の伏兵ヴェルミセルが連勝でオープン入り 津村明秀「操縦性がいい」
21日の中山11R・グレイトフルS(3歳上3勝クラス、芝2500メートル)は、津村騎乗で10番人気の伏兵ヴェルミセル(牝4・吉村)が後方追走から早めに仕掛け、2分32秒9(良)で勝利。53キロのハンデを生かしてオープン入りを決めた。 発馬は五分だったが、鞍上の津村は後方からの競馬を選択。向正面から徐々に外から進出してコーナーで勢いをつけ、先行勢の脚が鈍ったところを外から差し切った。 初コンビの津村は「返し馬からいい雰囲気でした。先生から〝じっくり行った方がしまいにいい脚を使える〟と言われていたので、慌てずに向正面、3コーナーあたりから長くいい脚を使ってくれました。操縦性がいいので距離はもっと長くても大丈夫ですね」と豊富なスタミナに太鼓判。有馬記念と同じ中山2500メートル戦で、12年前のグランプリ覇者ゴールドシップを父に持つ伏兵が金星を挙げた。
東スポ競馬編集部