関西 今日8日は局地的に雷雨の恐れ 晴れていても空模様の変化に注意して
関西では、今日8日は晴れていても油断禁物。北部や山沿いを中心に雨の降る所があり、一時的に雷を伴って激しく降る恐れがあります。山でのレジャーを楽しまれる際などは、空模様の変化に注意が必要です。
今日8日 晴れて厳しい残暑 北部や山沿いを中心に天気急変にも注意
今日8日(日)の関西は晴れる所が多いですが、湿った空気や強い日差しの影響で大気の状態が不安定になり、雨マークはついてなくても、北部や山沿いを中心に、雨の降る所もある見込みです。 長い時間降り続いたり、広い範囲で降ったりすることはなくても、降れば一時的に雷を伴って激しく降る恐れがあるため、空模様の変化に注意をしてください。 昼間の最高気温は、きのうと大きく変わらず、猛暑日になる所があるでしょう。
雷雲が近づくサイン その時どうする?
外にいる時、雷雲が近づいているかどうか、誰にでも簡単にわかる方法があります。雷雲が近づくサインは3つ。「真っ黒い雲が近づく」「ゴロゴロと雷の音が聞こえる」「急に冷たい風が吹く」です。このような変化を感じたら、まもなく激しい雨が降ったり、雷が鳴ったりする恐れがありますので、すぐに安全な所へ避難してください。 雷雲が近づく時、避難する場所は、近くのしっかりした建物や、車の中が良いでしょう。木の下での雨宿りは、木に落ちた雷が人に飛び移ることがあるので、危険です。万が一、周囲に避難する場所がない時は、両足をそろえて、頭を下げてしゃがみ、両手で耳をふさぎましょう。 単独の雷雲による激しい現象は、30分から1時間程度で弱まることが多いです。スマホなどで雨雲レーダーをチェックするなど、最新の情報を確認しながら、安全な場所で雷雲が過ぎるのを待ちましょう。
週間天気 あちらこちらで雨 残暑も続く
関西では、明日9日(月)以降も晴れる日が多いですが、南から湿った空気が流れ込みやすくなるため、山沿いだけでなく、市街地でも雨の降る所がある見込みです。 気温は、平年より高い日が続くでしょう。 最高気温が35度以上の猛暑日になる所もあり、朝晩も気温が下がりにくい見込みです。 今月は、後半にかけても厳しい残暑の日があるため、エアコンや扇風機などを使わずにはいられない日が続きそうです。
日本気象協会 関西支社 木村 司