J1広島・青山、最後の試合はベンチで終了「優勝争いで苦しんだ経験が力になる」
◇明治安田生命J1リーグ第38節 広島1―3G大阪(2024年12月8日 パナソニック吹田スタジアム) 引退するMF青山敏弘(37)はベンチで試合終了を見届けた。「優勝するんだという思いは十分伝わりました。優勝争いで苦しんだ経験が、彼らの、クラブの力になる」と話した。 試合が終わって涙を流す選手も多かったが「試合に勝てずに涙したのは僕自身も経験しているし、その後の成長につながった。この試合でガンバさんに厳しい試合を経験させてもらった。(優勝は)やっぱり簡単じゃない。吹田でのこの試合が僕たちを成長させてくれる」と後に続く選手たちに来季の優勝を託してユニホームを脱いだ。