『ドラクエ』仲間に“入れ忘れ”はもったいない! 意外と使えるオッサンキャラ
リメイク版で「使えるキャラ」「おもしろキャラ」に昇格!?
「ドラゴンクエスト」シリーズには、華々しくイベントを飾るメインキャラクターには及ばないものの、仲間に加えられ、意外に「使える」面がある人物が登場します。 【画像】え…美しすぎる… コチラがドラクエ界随一の美女・ビアンカのコスプレです(11枚) 例えば『ドラゴンクエストV 天空の花嫁』では、青年期の後半で「サンチョ」と「ピピン」が仲間に加わります。いずれも、「グランバニア」で話しかけるだけでパーティに加入させることができます。スーパーファミコン版では、能力面で目立ったところがなかったのが残念なところですが、リメイク版でサンチョの有用性が一気に高まります。 リメイク版『ドラゴンクエストIII そして伝説へ…』で「盗賊」が覚える特技として使う頻度の高い、「くちぶえ」や「しのびあし」「とうぞくのはな」といった特技が使えるようになります。主人公を幼年期から「坊っちゃん」と呼んで甲斐甲斐しく世話をしてくれたサンチョですが、スーパーファミコン版では「ルイーダの酒場」要員になりがちでした。リメイク版では、馬車置いてくちぶえでのレベル上げ、ダンジョン探索に役立つキャラになりました。 一方のピピンはというと、スーパーファミコン版は一般の兵士と同じビジュアルで、特にイベントもありませんでした。さらに戦闘で仲間モンスターに勝る要素もないことから、日の目を浴びづらいキャラでした。リメイク版では会話システムで意外にもチャラく「おもしれーやつ」であることが分かるものの、ネタ要員の域からは出られず、残念ながら酒場行きとなってしまうでしょう。 「おもしれーやつ」かつ使えるキャラなのが、『ドラゴンクエストVI 幻の大地』の「アモス」です。アモスは選択肢を誤ると仲間にできない可能性があります。「モンストルの町」を守ったアモスは、戦いの際に魔物にお尻を噛まれてしまったせいで、夜になると巨大な怪物になってしまいます。町の英雄であるアモスに、人びとは真実を告げずにいました。 ところが、主人公一行が「りせいのタネ」を入手する前にアモスに事実を告げてしまうと、彼は罪悪感から町を去ってしまい、二度と仲間に加えることができなくなります。 仲間に加えたアモスは戦闘面でも、固有の特技「へんしん」を持ち、メインキャラクターに劣らぬ活躍が期待できますが、やはり彼の魅力が開花するのはリメイク版です。一見、生真面目そうな戦士という印象なアモスですが、会話システムでその面白さが明らかになります。牛に話しかけると「おいし… いやー元気そうなウシさんですね!」と本音を漏らし、「ダーマ神殿」で武闘家を目指す男性と話すと「武器なしで薪が割れるから安上がりではありますね」など、純粋なボケ発言を繰り返します。
マグミクス編集部