<オクトー>飯豊まりえ「現場に浅香(航大)さんが来ると癒やしの雰囲気になる」と撮影秘話を語る
飯豊まりえが主演を務めるドラマ「オクトー ~感情捜査官 心野朱梨~Season2」(毎週木曜夜11:59-0:54、日本テレビ系)の第4話が、10月24日に放送された。民放公式テレビ配信サービス「TVer」では第1話から第4話までが配信中。10月31日(木)に放送される第5話に先駆け、主演の飯豊をはじめ、影山優佳、浅香航大からコメントが到着した。 【写真】「オクトー」の撮影について語る、飯豊まりえ、影山優佳、浅香航大の3人 ■目に見えない感情から事件の真相に迫る刑事サスペンス 本作は、容疑者の感情から不可解な事件の真相に迫る新感覚の刑事サスペンス「オクトー ~感情捜査官 心野朱梨~」(2022年、日本テレビ系)のSeason2。今回は2つの事件が交錯し、8つの感情を色として見ることができる女性刑事と、モノに残された感情が見えるタイ人の容疑者による、史上空前の感情捜査の幕が上がる。 東神奈川署から警視庁に出向してきた警部補で感情捜査官の心野朱梨を飯豊、警視庁刑事部捜査一課強行犯八係の巡査・滝沢美空を影山、警察庁から警視庁刑事部捜査一課の強行犯八係長として出向してきた警部・風早涼を浅香が演じる。その他にも、高野洸、Sapol Assawamunkong(Great)、岩瀬洋志、小波津志、松井玲奈、浜野謙太らが出演。 ■第1話見どころ 心野朱梨(飯豊)は、元バディ・風早(浅香)の計らいで警視庁に出向し、新たなバディ・滝沢(影山)と出会う。そこで朱梨を待っていたのは、物や場所に残った感情=残留感情を見ることができるタイ人の殺人事件の容疑者だった。さらに感情を取り戻した姉が失踪、殺人容疑で指名手配されてしまう。朱梨は姉の無実を証明するべく捜査を続ける。 ■影山「自分がどういう色を見せられるのかは自分次第」 ――心野朱梨役の飯豊さん、風早涼役の浅香さんは前作からの続投ですが、Season2の撮影前に準備したことはありますか? 浅香:Season1のときに髪をバッサリ切ったので、Season2ではまずビジュアルをどうするか、ということは考えました。実際、2年の時が流れているので髪は伸ばしてみましたが、撮影に入ると(髪型に限らず)2人ともSeason2から時間の経過をすごく感じましたね。 飯豊:私もSeason1当時はもう少し髪が短かったので、「オクトー」チームの皆さんと話し合って伸ばすことにしました。役作りとしては、新たにやってきた影山さん演じる滝沢美空が昔の朱梨を彷彿させるというか、まっすぐでがむしゃらに捜査をしていて。一方の朱梨は2年前に浅香さん演じる風早涼がそうしてくれていたように、落ち着いて、しっかり相手と会話して捜査をしていく。そのあたりの変化を上手に表現できたらいいなと思っていました。 ――滝沢美空役の影山さんはSeason2からの参加ですが、事前に準備したことはありますか? 影山:Season1をファンとして拝見していたので、自分がこの作品の中に入れるというのが、ものすごく不思議な感覚でした。Season1から引き継がれるものがありつつ、新しい彩りを加えなければいけないので、その塩梅が難しいなと。「自分がどういう色を見せられるのかは自分次第だな」と思っていたので、そこは頑張りたいなと思っていました。ただ実際現場に入ってみると、本当に皆さんが温かい空気を作ってくださったので、意識したのは“お芝居をするときに皆さんの目をちゃんと見ること”くらいだったかなと思います。 ――お互いの印象についても聞かせてください。 飯豊:浅香さんとは4度目の共演ですが、私は良い意味でずっと同じ印象です。大木のようにどっしりとされていて、落ち着いていて、優しくて。現場に浅香さんが来ると癒やしの雰囲気になるので、いつも助けられています。 影山:浅香さんは、なんとなく安心するというか、ヒーリング効果があるんです(笑)。個性が強い八係メンバーを一歩引いて見守っている。常にほほえんでいらっしゃるので、私もすごく助けられています。 浅香:僕は特に何も考えていなくて、普通にいるだけです(笑)。でも、現場に行くのは本当に楽しいです。Season1で築いてきた関係性ももちろんあるけれど、そこに新しいキャストの方々も加わってくださって、結束力も強いし、雰囲気もすごくいいので、いつも現場に入ってお芝居するのが楽しみです。 影山:まりえさんは、座長として本当に現場の空気を引っ張ってくれていて。誰かがミスをしたときにも「よし、いこう!」と和気あいあいとした雰囲気を作ってくださるので、温かみのある映像が撮れるんだろうなと思っています。浅香さんは、まりえさんの印象は変わりましたか? 浅香:今も話していて思いますけど、2年の時を経て大人な雰囲気になったというか、しっとりした気がします。しっとりしたよね? 飯豊:本当ですか!?意識してなかったです(笑)。 浅香:もうちょっとハツラツとした印象でしたけど、すごく芯のある女性になったなと思います…いや、もともとそうでしたけどね(笑)。 飯豊:ありがとうございます(笑)。 ――新メンバーである影山さんの印象はいかがでしょうか。 飯豊:本当に明るいです。いろんな人の話に返事をしていて、気も使えますし。 浅香:それから多才。言葉をたくさん持っていて、すべてのことにツッコめる才女です。 影山:うれしいです。でも、地獄耳なだけなんですよ。後ろから聞こえてきた会話にも、「あっ、そうだよねー」みたいな(笑)。 浅香:聖徳太子って言われない? 影山:言われたこともあります(笑)。 ――今回は、人や物の感情を読み取ることができる特殊能力=残留感情を持つ容疑者役で、タイの人気俳優・Greatさんが出演しています。撮影の合間には、どんなお話をされましたか? 飯豊:Greatさんに「僕が喋ると笑えて、穏やかになる言葉を教えてください」と言われたので、「日本の撮影用語として、『巻いていきましょう』という言葉があるから」と、業界用語を教えました(笑)。 浅香:僕はスキンケアの話をしました。肌がとても綺麗なので、「スキンケアは何を使っているの?」と聞いたりして。あとは筋トレですね。すごく自分を磨いている方なので、「どんな運動をやっているのか」とか、そういう話はよくしていました。 ――第1話~第4話の見どころや、印象的だったシーンを教えてください。 飯豊:第4話まで見ていただくと、新しくバディとして加わった滝沢美空や、新しい八係の皆さんのキャラクターも分かっていただけると思います。Season1では感情の色をなくしていた朱梨の姉・紫織(松井玲奈)が感情を取り戻すまでの2年間も描かれていますし、Greatさん演じる容疑者との“言語と国籍を超えたバトル”も見どころです。本当は悪い人なのか、いい人なのか。まだ謎に満ちているけれど、ここからどんどん展開していきますので、楽しみにしていただけたらと思います。 影山:私が面白いなと思うのは、常に2つの事件が同時に進んでいるところです。タイの事件がありつつ、毎話ごとにゲストがいて事件が起こっていく。その裏で風早さんが動いていたり、朱梨さんとお姉さんの間に何かがあったり…。それぞれの回で本当に全然違う色が見えて、まったく違う結論にもなるので、皆さんはどの話が刺さったのか知りたいです。 飯豊:たしかに知りたいですね! 浅香:僕はお姉さん(心野紫織)と話しているときの心野の顔が新鮮でした。Season1のときには見られなかった表情や会話だったので、すごくいいなと思いましたね。それから前作と比べて、ドラマも少し大人になったな、という印象を受けました。東神奈川署から警視庁に移って、セットや美術もシックでかっこよくなったし、それぞれも2年の時を経てちゃんと成長している。風早自身もポジションが変わって周りをまとめる立場になり、そう感じました。 飯豊:今回はGreatさんが日本に来てくださって一緒にお芝居していますが、セリフはタイ語なんです。それによって、これまでに見たことがないというか、スケールが大きくなったような感じがして。海外ドラマのように日本語訳の字幕が出てきたりもするので、そんなところにも注目していただきたいですね。 ――TVerでドラマをご覧になる視聴者へメッセージをお願いします。 飯豊:TVerでは第1話~第3話、そして最新話の第4話を配信中です。この機会に、ぜひSeason2もお楽しみいただけたらうれしいです。お気に入り登録も、よろしくお願いします!