ルブレフが3度目のマスターズ制覇に王手、決勝の相手は伏兵ポプリンに決定 [ATPモントリオール/テニス]
ルブレフが3度目のマスターズ制覇に王手、決勝の相手は伏兵ポプリンに決定 [ATPモントリオール/テニス]
ATPツアー公式戦「ナショナルバンク・オープン」(ATP1000/カナダ・ケベック州モントリオール/8月6~12日/賞金総額812万2428ドル/ハードコート)の男子シングルス準決勝で、第5シードのアンドレイ・ルブレフ(ロシア)がマッテオ・アルナルディ(イタリア)を6-4 6-2で下して3度目のマスターズ制覇に王手をかけた。 ~ナショナルバンク・オープンで決勝進出を決めた第5シードのルブレフ選手~ 9回あった自分のサービスゲームで僅か14ポイントしか落とさなかったルブレフは手にした3度のブレークチャンスをすべてものにし、第2セット1-2から最後の5ゲームを連取して1時間18分で快勝した。 試合は第2セット1-1となったところで雨により1時間40分ほど中断されたが、再開後はルブレフがアグレッシブなテニスで相手を圧倒した。 「(雨による中断について)待った甲斐があった。カナダで初めて決勝に進出することができてうれしい。今はとにかく回復したい。しっかり休んで明日に備えるよ」とルブレフは試合後のオンコートインタビューで語った。 「オリンピックに出なかったのはカナダの大会に向けてしっかり準備するためだったんだ。決勝に進出できたということは本当にうまくいったということだね」 ルブレフは今季3度目の決勝で、セバスチャン・コルダ(アメリカ)を7-6(0) 6-3で破って勝ち上がったアレクセイ・ポプリン(オーストラリア)と対戦する。 これに先立ちふたりは準々決勝を戦い、コルダが第2シードのアレクサンダー・ズベレフ(ドイツ)を7-6(5) 1-6 6-4で倒し、ポプリンは第4シードのホベルト・フルカチュ(ポーランド)に3-6 7-6(5) 7-5で逆転勝利をおさめていた。
テニスマガジン編集部