“熱血漢”がブンデス1部に復帰!ウニオン・ベルリンの新監督はバウムガルト氏に決定
ウニオン・ベルリンは30日、シュテッフェン・バウムガルト氏を新監督に招へいしたことを発表した。 ウニオンは今月27日にボー・スヴェンソン監督の解任を発表。今夏に就任したデンマーク人指揮官の下でリーグ開幕から8試合で4勝3分け1敗と好スタートを切るも、10月末にDFBポカール2回戦で3部アルミニア・ビーレフェルト相手に敗退してからは2分け5敗と深刻な成績不振に陥り、クラブ幹部は監督交代に踏み切っていた。 そして、クラブはその数日後に今年2月から11月末まで2部ハンブルガーSVを率いていた現在52歳のバウムガルト氏を新監督に迎えることに。現役時代は2002年夏から2シーズン同クラブで公式戦68試合に出場し22ゴールを記録し、帽子を被った姿での熱血指導が特徴的なドイツ人指揮官が今後指揮を執ることが正式に決定した。 1月2日から練習を指導するバウムガルト新監督はウニオンの公式ウェブサイトを通じて「ブンデスリーガ、そしてウニオンに戻ることを楽しみにしている」とコメント。「このクラブやここにいる多くの人たちを良く知ることは確かにアドバンテージになるだろう。準備期間は長くないが、これからのタスクに向けて備えるために我々は選手たちと集中的に取り組んでいきたい」などと語っている。 なお、現在12位のウニオンはウィンターブレイク明けのリーグ戦第16節では11日にはハイデンハイム、第17節ではアウクスブルクと対戦。ウルス・フィッシャー監督の下で昨シーズンにはチャンピオンズリーグにも出場したクラブはこれまでパダーボルンやケルンと1部を経験しているバウムガルト新監督の下でどのようなプレーを見せるのだろうか。