アレイシ・エスパルガロ、MotoGP現役引退を地元カタルーニャGPで発表。スズキやアプリリアで活躍、昨年は2勝
5月23日、24~26日に開催される2024年MotoGP第6戦カタルーニャGPの前にアレイシ・エスパルガロがプレスカンファレンスを開き、2024年限りで現役を引退すると発表した。 【写真】W表彰台のアレイシ・エスパルガロ、マーベリック・ビニャーレス(アプリリア・レーシング)/2023MotoGP第11戦カタルーニャGP 決勝 スペイン・カタルーニャ州出身のアレイシ・エスパルガロは、1989年生まれの現在34歳のMotoGPライダーだ。 4歳の時からバイクに乗り始め、10歳の時からカタルーニャ州で開催されたエンデューロの大会に参加。その後、スペイン選手権(CEV)に参戦して2004年に125ccクラスでチャンピオンを獲得して、同年のロードレース世界選手権125ccの最終年に参戦した。 2005年はロードレース世界選手権125ccにフル参戦を初めて、2006年の途中から250ccに昇格。そして、2009年の途中からMotoGPクラスに代役で参戦した。 その後MotoGPクラスでレギュラー参戦をはじめ、2015~2016年はスズキ、2017年からはアプリリアに移籍して2021年に表彰台を獲得。2022年の第3戦アルゼンチンGPで初優勝を飾って以降コンスタントに表彰台に上がり、これまで11度の表彰台を含む3度の勝利を飾っている。 今季もアプリリアから戦っており、ロードレース世界選手権で320戦以上を経験してきたアレイシ・エスパルガロだったが、5月23日に会見を開いて引退することを発表した。 [オートスポーツweb 2024年05月23日]