【自民富山市連】田畑議員問題受けて会合で出た声は
KNB北日本放送
自民党富山市連の各地域の支部長らによる会合がおととい開かれ、無断・架空の党員登録などが問題となっている田畑裕明衆議院議員のポスターを撤去することを決めました。 富山市内で開かれた会合は冒頭以外、非公開で行われ、無断・架空の党員登録が問題となった田畑議員が県連・富山市連の常任顧問から解任されたことなどが報告されました。 また、市内に掲示されている田畑議員のポスターについて、汚される被害が相次いで発生していることや、県第一選挙区支部長のポストが当面、不在となることから撤去することにしました。 会議の終了後、取材に応じた富山市連の中川忠昭支部長は。「田畑さんに対する批判があって(ポスターが損壊されるという)犯罪行為になっているということから、誘因するようなことはやめたほうがいいんじゃないかなということがあります。それからまた、今支部長が選任されてないという状況もありますので」 会合では出席者から「県連や市連の対応については理解できるが、支部長を選任するのはいつなのか」といった意見や「実績があるにも関わらず(田畑議員が支部長に)選任されないのはあまりにも厳しいのではないか」という意見もあったということです。 また、市連の執行部の責任を問う声もあがったといいます。 中川市連支部長「ここまで至ったことについて、投げてしまえばいいのか、そういう責任の取り方もありますが、ここはですね最後まで、支部長が選任されるまで体制をしっかり整えて決めていくということが大事だろうと」 当面は中川市連支部長が県第1選挙区支部の運営を担っていくとしています。