長男は東大生!二男一女の母【みきママさん】 育児のコツは「適度に面倒くさがって子どもたちに任せること」|STORY
おうち料理研究家みきママさんは、東大生の長男、高校生の次男、小学校高学年の長女の3児の母。仕事と子育てと学業をこなす忙しい日々の中で、三者三様と仰るお子さんたちとの関係性や、思春期の子どもとの距離の取り方、自主性が芽生える「みきママ流子育て法」もお聞きしました。 【写真あり】弟・小山慶一郎さん似の東大生長男とのおふざけショット
《みきママさんprofile》 「みきママ」(藤原美樹さん)の愛称で親しまれるおうち料理研究家。2010年に初めてのレシピ本「藤原さんちの毎日ごはん」を出版し、「みきママのめちゃうま!節約レシピ」「みきママの東大合格弁当」など累計250万部を突破。公式ブログ「藤原家の毎日家ごはん。」はレシピブログランキングの殿堂入りを果たし、TVや雑誌の他、最近ではyoutube「みきママChannel」など幅広く活躍。3児の母であり、実弟はNEWSの小山慶一郎さん。2022年4月には、栄養管理士を目指して大学に進学。
思春期の子に親ができることって、ごはんを作ることと気を休ませてあげることくらい
STORY編集部(以下同)ーー思春期のお子さんもいらっしゃるみきママさん、3人のお子さんたちとは、どのように接していらっしゃいますか? 3人の子どもたちは三者三様で全く性格が違って。長男は怒ればやる、次男は褒めないとやらない。小学4年生の長女は平和主義で、みんなの幸せを願ってくれる優しい娘です。精神年齢も高いので、つい相談をしたりも。私は怒るとまるで10代!?って感じですぐキーッっとなってしまうのですが「まあまあ落ち着いて。言っちゃダメなことは言っちゃダメ」「ママの気持ちも分かるけど、少し時間をおいて、落ち着いてから言おうね」などと娘に諭されたりして、人生何周目…?とこちらが学ばせてもらっています(笑)。 思春期の次男とは、来年、彼の大学受験と私の国家試験が同時期にあるので、一緒に頑張ろうと話しています。「お母さんだって毎日学校に行って、試験受けて、レポート書いてるんだからそっちもちゃんとしてよ!」と文句は言いやすくなりました(笑)。疲れ切って机で寝てしまうこともあって、そんな私の姿を見ているせいか、子どももやらざるを得ないのかも。とはいえ、思春期なので喧嘩も本当に多いです!子どもだから大切だし、いろいろ上手くいってほしいから、勉強もちゃんとしてほしくて。お小遣いをあげたり、あらゆる方法を考えて彼のモチベーションを上げようとするけれど…モチベーションが下がっている時に、私がわあわあ言うとすぐ逃げちゃうんですよね。 ただでさえ自分のことで手一杯なのに、なんでこんなにパワー使わないといけないんだ!と思うこともありますよ。思春期ってお母さんが何言ってもうるさく感じるんですよね。自分もそうだったし、今はきっとそう思われてますね。 受験の時もそうですが、この年齢の子どもに親ができることって、ご飯を作ることと気持ちを支えることぐらい。会話もしてくれない時もあるけれど、一緒に過ごせる食卓での時間を大切にしています。例えば、ちょっと面白くてクスッと笑えるような、でっかいおにぎりをお弁当に入れたりすると、帰ってきて「なんであれ入れた!?」って会話のきっかけになって、そこから夕飯を食べながらくだらない話をしたりして。食卓での時間は、少しでも気が休まるような、ガス抜きができるような時間にしてほしいですね。