「映画『パーフェクトプロポーズ』」金子隼也が野村康太の成長を感じたところは!?
累計発行部数25万部を誇る鶴亀まよ氏の人気BL漫画を金子隼也&野村康太のダブル主演でドラマ化し、今年2月よりFODにて配信されている「パーフェクトプロポーズ」。FODのBL部門週間視聴者数ランキングで歴代1位を記録し、フジテレビとBSフジでも放送され、“パフェプロ”熱は今もとどまるところを知らない。 そして、このたび満を持して、「パーフェクトプロポーズ」の再編集版である「映画『パーフェクトプロポーズ Dream Edition』」が公開! 金子演じる浩国と野村演じる甲斐の胸キュンな恋愛模様を大スクリーンで楽しむことができる。 今回は、10月26日に開催された公開記念舞台あいさつ直後の金子と野村にインタビュー。舞台あいさつの感想をはじめ、映画化に対する思いやキスシーンの裏話などを語り合ってもらった。 ――まずは、映画化が決まった時のお気持ちを改めて教えてください。 金子 「映画化が決まったと聞いたのは、今年6月にのむたん(野村)とインスタライブをやった日だったのですが、反響をいただけたからこそ映画につながったと思うので、本当に見てくださった方、応援してくださった方のおかげです。すごくうれしいですし、感謝の気持ちでいっぱいです」 野村 「僕はもう、最初、“!(びっくり)”と“?(はてな)”マークでいっぱいでした。まさか映画館で公開されるとは思っていなかったのですごく驚いたのですが、いろんな方が『パーフェクトプロポーズ』という作品を愛してくださったからこそこういう形で公開されることが決まったので、隼くん(金子)と同じように本当に感謝の気持ちでいっぱいです。それに、配信やテレビ以外でもたくさんの方々に見ていただける機会が増えるというのも、すごくうれしかったですね」
――こんなふうに映画になるまで規模が広がることを少しは想像したり、期待したりしていましたか? 金子 「ドラマを作るという思いで取り組んでいたので、新たに編集して、新しいカットを入れて映画になるということまでは考えていなかったです。だからこそ、今回映画化されて本当にうれしいです」 ――先ほど行われた公開記念舞台あいさつの感想も教えていただけますか? 金子 「のむたんが本当に成長したなと」 野村 「(うれしそうに)おー」 金子 「お客さんに手を振ったり、話も振ったりしていて。(今年1月に行われた)完成披露試写会の時はめちゃくちゃ緊張していたのですが、 さっき『緊張しなくなった』と言っていて、なんかすごく成長したなって思いました」 ――それは、場を重ねたからなんですかね? 舞台あいさつ時には、「隼くんがいるから全然緊張していない、身を委ねている感じ」とおっしゃっていましたが。 金子 「いやいや、絶対にいろいろ重ねたからですよ」 野村 「いやいやいや。確かにそれもあるかもしれないのですが(笑)、やっぱり隼くんがいるっていう安心感はすごくありました。 完成披露試写会の時は、自分が何を話せばいいかということで精いっぱいだったのですが、今はだいぶ慣れてきて、どうしたらお客さんと一緒に楽しい時間を過ごせるかっていうのを考えながら、皆さんに接していましたね」 ――「パーフェクトプロポーズ」といえば、浩国と甲斐の美しいキスシーンも見どころですが、改めて、撮影を振り返るといかがでしたか? 金子 「浩国が涙を流すシーンの後、(宝来忠昭)監督が『その後の流れはつなげていきたい』とおっしゃって、他のシーンを挟まず甲斐とのキスシーンを撮影しました。でも、意外と淡々と終わった気がします。他のシーンだと『ここはああした方がいい、こうした方がいい』みたいなことがあるのですが、キスシーンは『流れはこうで、こっちからカメラが来るよね』みたいな。段取りのテストだけですぐ本番で。2回ぐらいで終わったもんね?」 野村 「そうだね」 金子 「なので、早く終わったのですが、それはスタッフさんがたくさん考えてくださったからだと思いますし、そのおかげで自分たちもそのままの流れで演じることができました」 ――最後に…鶴亀氏の原作漫画「パーフェクトプロポーズ」の番外編では、浩国と甲斐の年末年始が描かれていますが、もし年末年始の2人を演じるとしたらどんなストーリーがいいですか? 金子 「(鶴亀)先生の原作のまま演じたいです。面白かったですし、あの感じが、浩国と甲斐らしいなって思ったので」 野村 「うん。僕もそうですね」