双子漫才師・ダイタク、M-1ラストイヤーで念願の決勝進出 芸人仲間の反応に「泣きましたね」
令和ロマン、ヤーレンズ、真空ジェシカらが決勝進出
双子の漫才師・ダイタクが5日、都内で行われた漫才日本一決定戦『M-1グランプリ2024』の決勝進出者発表会見に出席。念願だった決勝の舞台に駒を進め、喜びを語った。 【写真】「この写真は熱いな」と話題沸騰 歴代王者が集結した今年の『M-1』ポスター 今年は過去最多となる1万330組がエントリー。準決勝は31組で争われ、ママタルト、令和ロマン、ジョックロック、真空ジェシカ、エバース、トム・ブラウン、ダイタク、ヤーレンズ、バッテリィズの9組が決勝への切符を勝ち取った。 芸人としてはコンビ結成15年のダイタクは、ラストイヤーで初のファイナリスト入り。双子の兄・吉本大は「(準決勝に)6回出ていると、ファイナリストが過半数呼ばれた段階で諦めてしまう。諦めていたら呼ばれて嬉しかったです」とコメント。会見のMCを務めたマヂカルラブリーの野田クリスタルが「ダイタクは泣くと思っていた」と話すと、大は「うるうるしたけど涙は流れないと思っていたら、発表が終わった後に、後輩とかみんなが出所明けくらい来てくれて、その時は泣きましたね」と芸人仲間たちの反応を喜んだ。 過去5回、準決勝敗退となった経験を振り返ると、「何回か(決勝に)行ったなというのはあった。でも行けなくて、毎回、渋谷の立ち飲み屋で審査員の文句を言っていた」とぶっちゃけトーク。賞レース用の勝負ネタは温存されているようで、「決勝は何のネタにしようかなというのはあります」と自信を覗かせた。 「決勝進出が決まった後に交わした言葉は?」という質問には、弟の吉本拓が「言葉は交わしていないんですけど握手だけしました。4年ぶり15度目くらいの握手」と回答。大も「一言も喋っていなくて、拓がパッと手を出してきたので、一応握手をした。照れくさいんですよ。こんなことないと握手はしない」と説明した。 決勝戦は、ABCテレビ・テレビ朝日系で22日の午後6時30分から放送開始でMCは今田耕司と俳優の上戸彩が務める。敗者復活戦は午後3時から午後6時30分の放送で、MCは陣内智則、元乃木坂46で俳優・モデルとして活躍する齋藤飛鳥が務めることが発表されている。 ○「M-1グランプリ2024」準決勝31組 真空ジェシカ/マユリカ/カベポスター/トム・ブラウン/ヤーレンズ/家族チャーハン/十九人/金魚番長/ナイチンゲールダンス/エバース/ドンデコルテ/シシガシラ/カラタチ/ダイタク/ひつじねいり/令和ロマン/例えば炎/オズワルド/フースーヤ/今夜も星が綺麗/ママタルト/インディアンス/豆鉄砲/男性ブランコ/ダンビラムーチョ/滝音/豪快キャプテン/バッテリィズ/ジョックロック/スタミナパン/ロングコートダディ(ワイルドカード)
ENCOUNT編集部