「本人も承諾済みなの?」 マンガで「ヒドい目」に遭いすぎた有名人たち 真っ二つに
これはさすがにやりすぎ? でも本人が許可してる?
マンガやアニメに実在の有名人や彼らをオマージュしたキャラが登場し、大きな話題になることがあります。多くの場合、それは「軽くいじる」だけで終わるのですが、なかには作中でとんでもない目に遭った方もいました。 【画像】え…っ? 「本人も承諾済みなの?」 こちらが「生放送中」に宮根誠司さんを酷い目に遭わせた悪役キャラたちです 情報番組「情報ライブ ミヤネ屋」の司会で知られる宮根誠司さんは、『いぬやしき』(作:奥浩哉)と『刃牙道』(作:板垣恵介)のふたつのマンガで似たキャラが登場し、どちらでも惨劇が起きたことで、「マンガでひどい目に遭った有名人」の代表格として知られています。 マンガ『いぬやしき』では、「宮野」という宮根さんに瓜二つのキャラが登場し、超常の力を与えられた高校生「獅子神皓」が起こした大量殺人事件の報道番組に生出演していました。そこに獅子神から電話がかかり、宮野は「国民はお前を許さんからな!!」と語気荒く説教を始めます。しかし、その電話中に獅子神の能力によって、遠隔から射殺されてしまったのです。 多くの人が観る番組の司会者そっくりな人物が「殺される」という衝撃的な場面が描かれたことで、宮根さんの気分を害していないか、当時多くの方が心配していました。しかし、作者の奥浩哉先生が2024年10月にX(旧:Twitter)で「アニメ化の時、宮根さんにも許可を頂きました。なんて心の人なんだと感動しました。」と明かしており、すでにご本人も承諾済みのようです。 また、クローン技術と降霊術でよみがえった剣豪「宮本武蔵」を扱った『刃牙』シリーズ第4部『刃牙道』に登場した宮根さんは、TV番組で武蔵へのインタビューを行いました。そして、無遠慮な質問で武蔵を怒らせてしまい、本物と見紛うばかりの「エア斬撃」で真っ二つにされ気絶しています。 『刃牙道』では名前が出ていませんが、こちらも見ればすぐに宮根さんだと分かる容姿で、エアで真っ二つにされた描写は、実際に死んではいないとはいえ衝撃的で大きな話題になりました。『刃牙道』はアニメ化も決定しているので、この場面がアニメでどのように描かれるのか期待しましょう。 また、2024年にはかつて人気バンド「ラッツ&スター」で一世を風靡し、その後は「ダジャレ王」としてお茶の間を賑わせていた田代まさしさんがマンガに登場し話題になりました。人気絶頂時に盗撮で捕まり、その後も覚せい剤取締法違反などで逮捕された彼は、「ヤンマガweb」で連載中の『はかばなし』の8、9話に登場しています。 『はかばなし』は、第14代閻魔大王「閻丸」が、死者の墓場まで持っていった「エロ話」を聞き、その内容から転生先を決めるという1話完結型の物語です。田代さん本人はもちろん存命ですが、67歳で死んだことになって閻丸の前にきた作中の田代さんは、生前の「盗撮」について語りました。 その後、田代さんは盗撮癖に目覚めたきっかけから、人気絶頂期に捕まるリスクを冒してまで盗撮してしまった理由までを前後編で生々しく語っています。さらに、オチである転生先が、ラッツ&スターにかけた「ドブネズミ(ラット)」という、「ダジャレ王」にふさわしいダジャレオチになっていました。 実在の人間を扱った作品としてはなかなかひどい展開で、過去の犯罪をネタにしたような内容にも賛否が割れています。ただ、不謹慎ながら話はかなり濃厚で面白いので、抵抗がない方にはかなりお勧めしたい内容でした。また、この田代さんの回は、本人にインタビューした内容を元にマンガを描いているらしく、多くの部分が実体験のようです。
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