「中学受験に有利な子」の特徴って? 受験のプロが語る、成績が上がりやすい子の“共通点”
さらに“お手伝い”も大切、と西村先生は言います。 「親御さんと一緒にカレーを作れば、子どもはニンジンやジャガイモ、玉ねぎなどの名前、形、大きさを覚えられますよね。包丁で切れば、断面がどんな形になるかもわかります。煮るために水を入れるときには、200ccってこれくらいなんだ、って実感できますよね。料理しながら、『ジャガイモの産地はどこ?』みたいな話もできるでしょう」 お手伝いなどの体験は、語彙に限らず算数、理科、社会すべてにつながります。つまり家庭での保護者の働きかけが、中学受験準備のためには、とても大切と言えるでしょう。
西村 創先生のプロフィール
早稲田アカデミー、駿台、河合塾Wings、栄光ゼミナール、明光義塾などで指導歴25年以上。新卒入社の早稲田アカデミーでは入社初年度に生徒授業満足度全講師中1位に輝く。駿台ではシンガポール校講師を経て、当時初の20代校長として香港校校長を務め、過去最高の合格実績を出す。河合塾Wingsでは講師、教室長、エリアマネージャーを務める。また、全国の中学校・高校でのセミナー講演、書籍執筆などに携わる。著書は『中学歴史が面白いほどわかる本』(KADOKAWA)の他多数。 YouTube「にしむら先生 受験指導専門家」配信中。 中学受験ナビ「中学受験3分メソッド」提供中。