メッツ戦前日にニューヨークで会見した大谷翔平（AP)

　ドジャース大谷翔平投手（30）が15日（日本時間16日）、メッツとのリーグ優勝決定シリーズ第3戦に向けてニューヨークで前日会見を行い、ナ・リーグのMVP候補に挙がっているメッツのフランシスコ・リンドア内野手（30）について語った。 【写真】大谷のヘルメットを拾って渡す紳士なリンドア 　大谷はリンドアの印象を地元メディアから問われると「チームを引っ張っていると思いますし、それだけ素晴らしい選手ですし、会えば笑顔であいさつして、素晴らしいグッドガイですし、僕も好きな選手の1人」と称賛。「ただ、レギュラーシーズンとポストシーズンは全く別物。僕がレギュラーシーズンで残した成績っていうのも関係ないですし、そこはポストシーズンに、自分自身も引っ張ることなく、チームが勝てればそれでいいっていう感じで、リンドア選手もそういう気持ちでやっていると思いますし、お互いが、そういう気持ちで素晴らしい試合ができればと思ってます」と、レギュラーシーズンとの戦い方の違いにも言及した。 　リンドアは今季打率2割7分4厘、33本塁打、91打点、29盗塁、OPS・844をマーク。選手の総合的価値を示すWAR（ファングラフス版）では大谷の9.1に次いでリーグ2位の7.8を記録した。ポストシーズンではフィリーズとの地区シリーズ第4戦で逆転グランドスラム、前日のリーグ優勝決定シリーズ第2戦ではドジャースの連続無失点イニングを止める先頭打者弾を放つなど、印象的なパフォーマンスを見せている。